経済学部
【経済学部】地域経済を実践で学ぶ ~経済学部×枚方市総合文化芸術センター~
経済学部では、郭進教授が担当する「地域経済実践演習」において、枚方市総合文化芸術センター(以下、枚セン)と連携した実践的な学びを展開しています。
本演習では、枚センの事業活動が地域にもたらす経済的・社会的な効果を経済学の視点から分析し、地域の魅力や資源を生かした文化の発展や、人が集う場づくりを考えることを目的としています。
まず、6月には学生たちが枚センを訪れ、施設見学や運営の現場を体験しました。また、9月には、子育て世代や市外からの来場者を増やす方法に焦点を当てたアンケート調査と公演鑑賞を実施し、多くの来場者の協力により、貴重なデータを収集することができました。そして、10月末には、アンケート結果を統計的に分析し、その成果をもとに提案発表会を本学で開催しました。学生たちは、公演満足度の向上、若年層や子育て世代の来場促進、再来場意欲の向上などをテーマに、大学生ならではの視点で熱意ある提案を発表しました。最も優れた提案には、枚センの職員から表彰と記念品が贈られ、学生たちの学びへの意欲をさらに高める機会となりました。
このプログラムを通して、大学と地域の文化施設が協力し合うことで、地域の文化・芸術活動を活性化させながら、学生の学びにもつながる理想的な地域連携の形を示すことができました。今後も枚センとの協働を深め、地域に根ざした文化と経済の発展に貢献していくことが期待されます。
最後に、本プログラムの実施にあたり多大なる支援を賜った枚方市総合文化芸術センター館長の千倉氏をはじめ、発表会に参加した千秋氏・寺岡氏ならびに関係者各位に、心より感謝の意を表します。





