薬学部 農学部
【むむプ(脂質基軸研究プロジェクト)】国際シンポジウムを開催しました
2025年11月15日(土)・16日(日)、摂南大学枚方キャンパスにて、むむプ脂質基軸研究プロジェクト主催の国際シンポジウム
「Lipid Research 2025 – SULiC Symposium / 19th SphingoTherapy Conference」を開催しました。
本シンポジウムでは、脂質研究の最前線で活躍する国内外の研究者による講演が行われ、スフィンゴ脂質、グリセロリン脂質、コレステロールなどに関する最新の知見について活発な議論が交わされました。
招待講演者と講演内容
・Yusuf A. Hannun 先生(Stony Brook University, 米国):細胞膜におけるセラミドシグナル伝達
・Daniel Canals 先生(Stony Brook University, 米国):ストレス応答による細胞膜セラミドの生成
・Frank W. Pfrieger 先生(Université de Strasbourg, フランス):コレステロール代謝と神経変性
・青木淳賢 先生(東京大学薬学部):アディポネクチン受容体の新規機能
・樺山一哉 先生(大阪大学 放射線科学基盤機構):スフィンゴミエリン分子種によるTLR4シグナル伝達の調節
・木原章雄 先生(北海道大学薬学部):セラミドによる皮膚バリア形成のメカニズム
・蔵野 信 先生(東京大学医学部):臨床検査医学におけるリピドミクス解析
・松田一彦 先生(近畿大学農学部):ピレスリンの生合成と作用機構
・柳田圭介 先生(東京慈恵会医科大学):血液脳関門における特有の脂質代謝
参加者概要
総参加者数77名(うち海外からの参加者6名)
ポスターセッション
15日にはポスターセッションが開催され、本学薬学部・農学部の学生も発表者として参加し、活発な意見交換が行われました。
薬用植物園ツアー
薬学部の伊藤優准教授による薬用植物園ツアーでは、参加者が薬用植物を直接触れ、特有の香りを楽しむなど、学術と体験を融合した企画となりました。




