現代社会学部
【現代社会学部・授業】日本における多文化共生についてムスリムの人々と語り合う!

茨木モスクの皆さん

茨木モスクのアブさん

マラヤ大学大学院生山田けいさん
現代社会学部3年生が受講する「エスニシティ論」(落合知子准教授担当)では、人の国際移動や異文化接触について学んでいます。
最近では、排外主義的な言説がメディアやネット上でしばしば聞かれます。
11月12日の授業では、イスラム教徒の皆さん(茨木モスクの皆さん、大阪大学研究員・同大大学院生)とマレーシアで暮らす日本人ムスリム学生(マラヤ大学修士課程1年生)に対面とリモートで授業に参加してもらい、このような状況をどう感じ、自分たちはどう行動しているのかを語っていただきました。
「少数者」として、実際に日本社会の中で暮らす日々の想い、相互理解のために努力していることなどを伺い、話し合いました。
講義に参加した学生からは
「日本人も海外では少数者として差別やマイクロアグレッションにあうのだと、初めて実感した」
「イスラム教と聞くと、これまで「怖い」イメージを持っていたが、改めて話を聞くと哲学的で人間について深く考えさせられ、これまでのイメージが大きく変わった」
といった感想が寄せられました。
現代社会学部では、これからも多様な人々と直接話し合うような、双方向的で実際的な授業を展開していきます!


