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お知らせ

2025年11月5日 東京 虎ノ門ヒルズフォーラムにて開催されたClaris カンファレンスにおいて、Mac Fan主催(株式会社マイナビ出版)のアプリ開発を競う 「Claris FileMaker選手権 2025」の表彰式が開催され、本学部 久保ゼミの2年次生 三原優芽さんが入賞しました。

「Claris FileMaker 選手権」は、2006年の初開催以来、今年で8回目の開催となる全国規模のFileMakerアプリ開発コンテストで、応募者は学生からプロの開発者までで幅広く、この選手権の受賞をきっかけにプロとして活躍する人もいます。また、この選手権は、他の業界からも多く参加しています。(「FileMaker 2023 アプリ開発選手権 受賞者インタビュー」https://www.claris.com/ja/blog/2024/filemakerchampionship-golden-app 2025年12月10日引用)。

三原さんは、2年次のゼミで初めてデータベースの設計について学んだことをきっかけにわずか半年間で実用レベルのアプリを開発し、Claris FileMaker 選手権で、現役アプリ開発者の審査員が選ぶジェネコム賞を受賞しました。
受賞作品「StageNote」は、バンド活動や軽音楽部の運営をサポートするアプリで、練習日程、ライブ情報、担当パートなどを簡単に記録でき、誰でも直感的に利用できる操作性を重視して設計されています。三原さん自身が軽音楽部に所属していた経験から、「あったら便利なもの」を実現したアプリです。

審査員からは、
「身近な分野に着目し、誰にでも使いやすい形でシステム化した点が印象的でした。高度な機能を過度に使うのではなく、利用者視点を最優先した設計から、“誰かの役に立ちたい”という思いが伝わってきました。実体験に基づいて作られた点も、今回の『趣味に使えるアプリ』『毎日の生活を楽しく・便利にするアプリ』というテーマに合致しています。」と高評価でした(「Claris FileMaker 選手権 2025」https://content.claris.com/fmchamp25  2025年11月20日引用)。
三原さんは、
「今回の経験を通して、自分の興味を形にする楽しさ、人の役に立つものを作る喜びを改めて実感しました。これからも興味を持ったことには積極的に挑戦し、さまざまな経験を重ねながら成長していきたいです。」と意欲を示しています。三原さんの挑戦は、「自分の経験をもとに課題を見つけ、大学で学んだことを組み合わせて解決する」という行動が、大きな成果につながることを示しています。
利用者の視点から課題を捉え、必要なスキルを把握し、短期間で形にする力は、なりたい自分に近づくための大きな力です。

本学部には、自分のアイデアを実現するための技術を身につけられる応用実践科目やプロジェクトが数多くあります。
ぜひ、皆さんも興味のあることに挑戦し、「つくりたい」を「つくれる」に変えていってください。

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