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お知らせ

 5月1日、経済学部・名方ゼミ生15人(3年次)は神戸港においてクルーズ船「ロイヤルプリンセス号」による港湾視察と、メリケンパーク・南京町を対象としたフィールドワーク調査を実施しました。
 本企画は、神戸市港湾局のご協力と大阪大学大学院国際公共政策研究科・赤井伸郎先生のご尽力のもと、公共経済学・財政学を学ぶ全国9大学・150名以上の学生が参加した合同視察として開催されたものです。乗船したロイヤルプリンセス号では、神戸市港湾局の職員の方から港湾施設・物流機能・ウォーターフロント再開発について詳しい説明をいただきながら、神戸港周辺を海上から見学しました。コンテナターミナルや倉庫群、フェリーターミナルを海上から眺めることで、普段の陸上からは得られない港全体の規模感を実感することができました。神戸港は1868年の開港以来、日本を代表する国際貿易港として発展を続けており、1970年代にはコンテナ貨物量が世界第2位を記録した歴史があります。阪神・淡路大震災からの復興を経て進められた耐震化・防災強化の取り組みや、ポートアイランド・六甲アイランドをはじめとする埋立事業によって整備された総合的な都市空間についても学ぶことができました。また、神戸空港との海・空・陸の交通結節点としての役割、さらには国際チャーター便の就航拡大を目指す計画など、今後の発展に向けた動向についても理解を深めました。三菱重工・川崎重工の造船施設や潜水艦を間近に見られた点は、多くの学生にとって特に印象深い体験となりました。

 下船後は参加9大学の代表者による合同プレゼンテーション大会が行われ、本ゼミは摂南大学の紹介を行いました。他大学のプレゼンでは、各校のカリキュラム・就職支援・地域連携など、普段なかなか知る機会のない取り組みを知ることができ、学生にとって視野を広げる貴重な機会となりました。大阪大学大学院生による発表はユーモアと内容の充実さで特に好評でした。
 プレゼン大会の後、本学学生は3グループに分かれ、神戸市内でフィールドワーク調査を実施しました。
 
 今回の視察・フィールドワークを通じて、港湾は単なる物流拠点ではなく、防災・観光・地域経済・国際交流を複合的に担う都市インフラであることを現場で実感することができました。また、観光客の実際の行動データが事前の仮説と異なる結果を示すことを経験し、先入観にとらわれない実証的なアプローチの重要性を学びました。そして、南京町での調査では、集積効果や価格競争力といった経済学的概念を現実の商店街で確認することができました。
 そして、9大学150名以上の学生と共に学ぶ合同企画は、他大学の学生との交流・視点の交換という点でも大きな刺激となり、ゼミの枠を超えた学びの場となりました。神戸市港湾局の皆様、ならびにこの機会をご提供くださった赤井伸郎先生に心より感謝申し上げます。


当日のプログラム概要
① ロイヤルプリンセス号乗船・神戸港クルーズ視察(神戸市港湾局による解説)
② 各大学によるプレゼンテーション大会(下船後)
③ フィールドワーク調査(メリケンパーク班2グループ・南京町班1グループに分かれて実施)



この記事に関する問い合わせ先

経済学部 経済学部事務室
TEL:072-839-8120
MAIL:SETSUNAN.Wbu[at]josho.ac.jp
※メールアドレスの[at]は@に変換してください。
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