経済学部
【経済学部】明日香村でフィールドワークを実施 ―地理空間データサイエンスを活用した交通・観光DXを考えるー
7月10日、経済学部・植杉ゼミ(専門演習Ⅰ)は奈良県明日香村においてフィールドワークを実施しました。本活動は、地理空間データサイエンスを活用し、地域が抱える交通・観光課題について実践的に学ぶことを目的として行われました。
◆明日香村役場で研究成果を発表
午前中は明日香村役場を訪問し、学生3グループが事前研究の成果を発表しました。地理空間データを用いた観光交通ネットワーク分析や生活施設へのアクセシビリティ分析、地域交通レジリエンスの評価などをテーマに報告を行い、産業課職員の皆様と意見交換を実施しました。行政の現場から研究手法や分析の方向性について多くの助言をいただき、学生にとって研究成果を社会へ発信する貴重な機会となりました。
◆現地調査で地域の実態を学ぶ
午後からはレンタサイクルを利用し、村内の観光施設や公共交通施設、道路環境などを調査しました。観光客の移動動線、バス停や交通結節点の配置、歴史的景観と交通環境の関係などを実際に観察し、地図データだけでは把握できない地域の特徴や課題への理解を深めました。また、GISやPythonを活用したデータ分析と現地で得られた知見を結び付けることで、データサイエンスとフィールドワークの双方の重要性を学ぶ機会となりました。
◆今後の取り組み
植杉ゼミでは、地域交通、観光DX、地域レジリエンス、EBPM(証拠に基づく政策立案)をテーマに研究を進めています。今後は、今回の現地調査結果と地理空間データを組み合わせて分析を深化させ、11月には明日香村役場で研究成果を報告する予定です。
今回のフィールドワークでは、「データを分析する力」と「現場を観察し課題を発見する力」を養うことを目指しました。地域の実情を自ら確認し、データサイエンスと結び付けて考察する経験は、学生にとって実践的な学びの機会となりました。
植杉ゼミは今後も自治体との連携を通じて、地域課題の解決に貢献する教育・研究活動を推進していきます。

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