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情報メディアセンター長 (理工学部都市環境工学科教授)伊藤 譲

ICT活用能力を伸ばす教育環境をめざして

スマートフォンなど情報端末の急速な普及によって、誰でも、いつでもどこでも、情報通信技術(Information and Communication Technology、略してICT)を利用できる時代になりました。この広がりは大学の教育現場にも及んでおり、昨今ではICTの活用が教育の質保証になくてはならないものとなっていることはご存じのとおりです。

情報メディアセンターは、情報通信技術を最大限に活用した質の高い教育を行うために設置されている施設で、情報処理教室やCALL教室といった教育用パソコンが多数設置された教室で構成されています。情報処理教室に設置されたパソコンは、文書作成・表計算・プレゼンテーションソフトの習得、計算機プログラミングの学習といった、コンピューター利用法の講義に使われるのはもちろんですが、授業支援システムを利用した講義も多数行われています。授業支援システムを使えば、教員のパソコンから学生のパソコンに演習問題を送り、その解答を学生から教員に送るといった作業が瞬時に行えるので、学生一人ひとりの習熟度に応じた教育を施すことができます。この授業支援システムを語学教育に特化したのがCALL教室で、語学を効果的に身につけるための重要な設備として多くの語学科目で利用されています。これら情報処理教室やCALL教室は、講義に使っていない時間は学生が自由に入って利用することができ、自習を支援するためのeラーニングシステムも用意しています。

さらに、パソコンを有機的につなげるための通信システムの整備と積極的利用の促進も情報メディアセンターの役割と考えています。学生ポータルサイトにアクセスすれば大学からのお知らせや休講通知を受け取ることができ、WebFolderを使えば、課題の受け取りや提出をインターネット経由で行えます。このほか、Moodleというラーニングマネージメントシステム、Microsoft Teamsといったコラボレーションシステム、さらには、自学自習用英語学習システムも活用されており、これらのシステムはすべてスマートフォンや自宅のパソコンからも利用することができます。

情報メディアセンターでは定期的に情報教育設備を最新の機種やソフトウェアに更新しています。急速に進化する情報通信技術をいち早く取り入れることで、時代にマッチした施設に保つよう努力していきたいと考えております。学生の皆さんの積極的な利用を期待しています。


情報メディアセンターの概要

情報メディアセンターでは、ICT(情報通信技術)を活用するための情報教育施設を備えています。寝屋川キャンパスには9室の情報処理室(うち2室は自習室)、枚方キャンパスには4室の情報処理演習室(うち1室は自習室)にパソコンを設置し、情報教育を支援しています。これらの情報処理施設は、授業時間外には自習スペースとして開放しています。さらに、寝屋川キャンパスには語学教育施設としてCALL教室4室と小スタジオを設け、語学教育に活用されています。これらのパソコンは学内LANやインターネットに接続され、情報収集や教員とのコミュニケーション手段として活用されています。

本センターでは、教育・研究活動を支援するためにネットワークインフラを整備しています。無線LANは学内のほぼすべてのエリアで利用可能です。また、アクティブラーニングに対応した教育設備も一部の教室に導入しており、壁面ホワイトボードや可動式什器、無線対応のプレゼンテーション機器、ノートパソコンなどを整備しています。

その他、学生支援システムとして学生ポータルサイト(摂大UNIPA)が稼働しています。ポータルサイトでは、大学からのお知らせ、講義連絡、履修時間割など、大学生活に必要な情報が掲載されており、学内の情報教育施設だけでなく、自宅のパソコンやスマートフォンからも利用が可能です。これらのIT機器や情報システムを活用し、高度情報化社会の一員として社会に貢献できるよう役立ててください。