本文へ移動

看護学部領域紹介

専門領域ごとに系統的に学び、多様な対象者や疾病・病態に沿った看護実践能力を養う。

看護職者には、多様な対象者や疾病・病態に沿った看護を実践することが求められてます。本学部では9つの専門領域を設けており、看護職者に必要とされる高度な知識と技術を専門領域ごとに系統的に修得します。

基礎看護学領域

教授佐久間 夕美子

准教授山居 輝美

講師神谷 美紀子

助教北村 敦子

助教佃 真理子

助教藤井 崇敬

【看護の基礎を学びます!】基礎看護学領域は、看護の成り立ちや看護師として大切にしなければならない心構えや考え方、看護の役割や働きなど、看護職者として基盤となる知識と態度を学び、今後の学習の基礎を身につける領域です。対象者とその家族を中心とした看護実践にむけて、コミュニケーション技術のほか、患者さんを支える看護援助を科学的根拠に基づいて行う技術を身につけることを目指します。
【学生の主体的な学びをサポートします!】アクティブ・ラーニングを取り入れ、学生が主体的に学修をすすめていく力を培います。 演習や実習は少人数のグループで行い、困ったことや相談したい時には教員にすぐに相談できるのが特徴です。

/

成人看護学(急性)領域

教授稲垣 美紀

准教授竹下 裕子

講師稲垣 範子

助教長沢 美和子

成人看護学(急性)領域では、手術を受ける患者、救急患者、重症な患者などの急性期にある患者の看護について学びます。急性期とは、病状が急激に変化して安定せず集中的な医療や看護が必要な時期のことです。実習では、手術を受ける患者の刻一刻と変化する状態を正しく観察し、的確に看護師に報告することが必要になります。患者の状態が急激に悪化した場合の対応として、救急蘇生などの技術も習得します。病院と同じ医療機器やモニターをそろえた集中治療室や、血圧、脈拍、呼吸数などをリアルに測定できる人形なども活用し、臨床場面を想定した環境のなかで看護実践能力を養っています。

/

成人看護学(慢性)領域

教授森谷 利香

准教授松本 葉子

講師志戸岡 惠子

助教青野 美里

「慢性の病とともに生きる人やその家族への看護を学びます」
成人看護学(慢性)領域では、生活習慣病やがん、心疾患、難病などの慢性的な病とともに生きる人々と家族を対象とする看護を学びます。慢性的な病とともに生きる人は、病気と生活の折り合いをつけながら、新しい生活スタイルの獲得や調整を必要とするため、看護職の関わりが大変重要です。当領域では対象を全人的に理解し、その人らしく生きることを支える看護のための基礎的な能力の修得を目指します。
学修では、根拠に基づく実践とともに、振り返りを大切に学びを深めます。4年を通して慢性看護の基本的な知識と技術、態度を育み、専門職としてのスタートを支援しています。

/

老年看護学領域

教授松田 千登勢

准教授小川 宣子

講師村瀬 由貴

助教西田 知代

老年看護学領域では、病院、施設、地域と様々な場で療養、生活をする高齢者とその家族を対象とした看護を学びます。授業では、高齢者の疑似体験や認知症高齢者、高齢者に多くみられる疾患を中心とした援助方法などの学習を通して、その人らしい生活を支える看護の基礎的な知識と技術の習得を目指します。
実習は、1年次は地域で暮らす高齢者、2年次は介護保険施設を利用している高齢者、3年次は病院で治療を行っている高齢者への看護の習得を目指し実習を行っています。

/

小児看護学領域

教授鎌田 佳奈美

教授池田 友美

講師亀田 直子

助教小倉 あゆみ

小児看護学領域では、あらゆる健康レベルにある子どもたちやその家族を対象とし、子どもの成長発達、疾患や障がいのある子どもとその家族への看護を学びます。技術演習では、看護師役、子ども役、家族役、観察者役を学生が演じ、安全安楽な看護ケアを実践できたか学生が主体となって振り返ります。演習中、スチューデントアシスタントである上級生が下級生をサポートし、お互い学び合う環境となっています。
小児病棟での実習では、1人の患児さんを受け持ち、これまで習得した知識と技術を応用して看護ケア実践を、保育所実習では子どもたちの着替え・食事介助や遊びなどの支援を行います。教員・学生共に、子どもと家族の『笑顔を引き出したい』と頑張っています。

/

母性看護学・助産学領域

教授井田 歩美

准教授但馬 まり子

准教授名草 みどり

講師入江 眞理

助教北野 美月

助教三浦 恭子

母性看護学では、妊娠・分娩・産後の母子のケア実践を中心に、ウエルネス(より良い状態へ)の視点で、親になること、新たな家族関係の構築に向けた支援を学びます。座学では段階的に学習を進め、実習では妊産褥婦および新生児を対象とした看護の実践を学びます。
さらに、助産学では、助産師になるために必要なより高度で専門的な知識と技術を学びます。助産師課程選考試験により履修を許可された学生(定員7名)が学ぶ科目となります。助産学実習では、実際に10例程度の分娩介助をさせていただきます。
母性看護学・助産学領域の教員6名で、学生個々の「もっと知りたい」「より学びたい」を引き出せるよう工夫しながら実践的な講義、演習および実習指導を行っています。

/

精神看護学領域

教授眞野 祥子

准教授山本 智津子

助教古川 圭子

ストレス社会と言われる現代、心の健康に関するニーズが年々高まっています。 精神看護学領域では、精神疾患を持つ人に限らず、あらゆる年代の人々を対象として、心の健康を保持・増進するための看護援助方法について学習します。具体的には、心の構造と機能、私達が生活している現代社会の特徴がどのように心の健康に影響しているのかを学習し、心の健康障害、すなわち精神疾患を心理学的・生物学的・社会的な側面から理解していきます。また、精神疾患を持つ人が、病院ではなく住み慣れた地域で、その人が望む生活が営めるように支援するための看護援助方法を考えていきます。

/

在宅看護学・公衆衛生看護学領域

教授田中 結華

教授富永 真己

講師山本 十三代

講師足立 安正

講師櫻井 知賀

在宅看護学では、自宅で療養しながら生活する人とその家族を理解し、安心して療養生活が営めるように支援する方法を学びます。講義だけでなくグループワークやロールプレイング、訪問看護ステーションでの実習を通して在宅看護に必要な知識・技術・態度(倫理観)と多職種間でのチームアプローチについて理解します。
公衆衛生看護学では、地域で暮らすあらゆる健康レベルの、あらゆる年齢層の、個人・家族・集団・組織を対象に、人々の健康にとどまらず生活の質(QOL)の向上を目指す保健師に必要な知識と支援について学びます。実習では保健所・保健センターにおいて地域の人々の健康課題を明らかにすると同時に、家庭訪問や健康教育をはじめとする保健師の支援技術を臨地での実践を通して理解を深め、公衆衛生看護における支援技術の習得を目指します。

/

統合領域

教授小堀 栄子

講師矢本 良江

統合領域は、看護研究や公衆衛生学研究の手法に関する疫学や保健統計学などの授業を担当するとともに、2025年からは養護教諭養成のための関連科目(学校保健等)と養護教育実習を担当します。
統合領域では、看護学の発展と公衆衛生の向上に必要な研究手法と実践的な知識を学生に提供し、特に、疫学や保健統計学の授業では、データ分析や研究デザインの基礎を学び、実際の看護研究に応用する力を養います。
また、2025年から始まる養護教諭一種教育課程では、学校保健に関する専門知識を持つ教員が、未来の養護教諭の養成を行います。この教育課程は、学校現場での子どもたちの健康管理や保健教育の重要性を理解し、実践できる人材を育てることを目指しています。
統合領域は、看護学と公衆衛生学の融合を図り、学生が多角的な視点から健康と福祉に貢献できるようサポートしています。

/

看護学部への
お問い合わせ

摂南大学 看護学部事務室 072-807-6001

受付時間 平日 9:00~18:30 / 土曜日 9:00~17:00

お問い合わせフォーム