鎌田 佳奈美教授カマタ カナミ
所属
看護学部 看護学科
専門分野
小児看護学
キーワード
こども虐待、子育て支援、看護
関連リンク
プロフィール
出身 | 広島生まれ大阪育ち |
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家族構成 | 夫、長女、長男 |
好きな国・地域 | 日本 |
休日の過ごし方 | 旅行、ガーデニング、ショッピング、健康づくり |
好きな言葉 | 大丈夫 |
最近の癒し | 猫のおもしろい行動、めだか育て |
小児看護の魅力~こどもや子育てを科学的な視点から理解し、看護を創造する~
「こどもはどのように発達していくのだろう」、「なぜ人見知りをするのだろう」、「抱っこすると泣き止むのはなぜだろう」など、こどもは不思議な存在です。このような発達やこどもの様子の意味の多くは様々な研究から明らかになっています。それらを科学的に学習した上で、どのように関わればよいかを考えていくのが小児看護のおもしろさです。子どもの発達の道筋は健康なこどもも病気や障害をもっていても同じです。個別の特性を踏まえ、子ども自身がもっている”発達する力”を最大限に発揮できるよう関わっていきます。こどもや家族の笑顔が見られた時、何ものにも代えがたい達成感ややりがいを感じることができます。
社会全体でこどもの健やかな育ちを守ろう
こどもが健やかに育つためには3つの力が必要です。1つ目は子ども自身の発達する力、2つ目は家族の養育する力、そして家族を支える社会の力です。こども虐待の予防に関する研究ではその3つが備わっていない場合に虐待が発生しやすいとされています。言いかえれば、養育する力が脆弱な家族を社会の力で支えることができれば、虐待を予防できる可能性が高まります。 社会の力そのものであり、社会に繋ぐ役割をもっている看護職の認識や実践の重要性に着目し研究しています。また、社会全体でこどもの健やかな育ちを支えるというマインドを次世代の人々に広めていくためのプログラム開発にも取り組んでいます。