国際学部
「第1回世界を知るウェビナー」を開催しました
コロナウイルス感染拡大による海外渡航が出来ない状況が続きますが、摂南大学外国語学部では、学生の皆さんが少しでも海外の「いま」の状況に目を向けてもらえるよう、連続オンラインセミナー「世界を知るウェビナー」を企画しました。
主にアジア地域で活動している国際NGO団体パルシックの方に、現地発の最新の社会事情などについてオンラインで話して頂く企画で、本年度中に4回の開催を予定しています。
PARCIC https://www.parcic.org/
第1回は5月27日(木曜日)に開催されました。パルシックのインドネシア事務所の松村多悠子さんに、インドネシアの文化や宗教に関することや、現地での活動について話して頂きました。外国語学部の学生や教職員を合わせて約100名の参加希望があり、そのうち約40名が当日にオンラインで聴講して、当日に他の授業と時間が重なるなどして参加できなかった学生は録画を視聴しました。
インドネシアはちょうど断食月(ラマダン)が終わった後の時期に当たるため、インドネシアにおける宗教事情や断食明けの祝祭のムードなど、現地で暮らす立場からのお話はとてもわかりやすく、現地社会に関する理解を深めることが出来ました。また、2018年9月のスラウェシ中部地震からの復興状況や、インドネシアにおけるコロナウイルス感染拡大の状況についても、当地での写真を使ってお話し下さいました。
学生たちからは「インドネシアについて知識を深められてよかった」「地震があったことは知っていたが、被災や復興の状況について知ることが出来た」などの感想がありました。
海外に行くことが難しい状況が続きますが、授業で見聞したことと、オンライン企画を通じて学んだこととを関連づけながら、広く「世界」に目を向けていってもらいたいと思います。
(外国語学部事務室)