国際学部
【国際学部】授業紹介No.9「英語で考える環境問題」
国際学部で2年次前期から3年次前期にかけて開講している、多彩な「プロジェクト科目」を紹介するシリーズ投稿です。
今回は各領域に対応した「接続科目」を取り上げます。「接続科目」では、外国語「を」学ぶのみならず、外国語「で」学ぶ授業を通して、実践的な語学力を磨くと同時に、各言語圏とそこから見た世界に対する理解を深めます。
2024年度後期に開講している科目の中から、カーティス チュウ先生が担当の「英語で考える環境問題」(2年次後期 国際共生領域)を紹介します。
授業概要(シラバスより一部引用):
リスニング、リーディングとディスカッションを中心としたタスクをこなしながら、国際社会での出来事や教養を学んでいく。耳から入る英語の情報を漠然と聞き流すのではなく、集中して聞くタスクをこなしていくことで、グローバル化していく環境で起こる様々な出来事を整理して理解できるようにする。また日ごろから、日本語によるニュースや時事問題に習熟しておくことが必要になる。授業はグループワークを中心としたactive learning形式で実施する。
授業紹介:
第7回目(10月31日)の授業では、消費と支出が絶え間なく続くように、製品が長持ちしないように意図的に設計されているという「計画的陳腐化」という考え方を学生たちに示した後、電子廃棄物が環境にどのような影響を与えるかについてディスカッションを実施しました。学生たちは、自分の行動がどのように電子廃棄物を生み出す一因となっているかを改めて考え、グループメンバーと共有するよう求められました。ディスカッション後は、自分たちの考えをPadletオンラインプラットフォームに投稿することで、クラス全員がすべてのグループの討議結果を見て、互いに学び合えるようにしました。その後、電子廃棄物に関する情報ポスターを自分たちでデザインするプロジェクトの準備をすることになりました。そのポスターを、友人や家族が電子廃棄物の管理についてどの程度知っているかという情報を収集するためのアンケートとともに発表し、結果を2週間後にクラスで共有します。
(国際学部講師 カーティス チュウ)