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お知らせ

国際学部で2年次前期から3年次前期にかけて開講している、多彩な「プロジェクト科目」を紹介するシリーズ投稿です。
「プロジェクト科目」では講義と演習を組み合わせてインプットとアウトプットを繰り返し、学生主体で課題解決や目標達成のための計画を立案することで、課題解決力を身につけます。

今回取り上げるのは、トッド フーパー先生が担当する「地域研究プロジェクト(英語と諸地域​)」(2年次後期 国際共生領域)です。

授業概要(シラバスより一部引用):
 このプロジェクトでは、文化を考えるための2つのアプローチ、「国籍に基づく文化」と「社会集団に基づく文化」を学びます。短編小説、映画、コミックなどのメディアをもとに、英語圏と日本の文化の共通点と相違点を考察します。

授業紹介:
 第9回目(11月21日)の授業では、「社会集団に基づく文化」をテーマにディスカッションを実施しました。この授業では、文化の源としての社会集団についての研究プロジェクトを発表しました。
 学生たちはこのプロジェクトに3週間取り組みました。プロジェクトの最初の週は、アーチーやアメリカン・コミックのシリーズから選んだ物語に登場する社会集団を観察しました。社会集団を特定し、彼らが共有する行動パターン、共有する理解、共有する経験を観察しました。プロジェクトの2週目には、ノートを使ってプレゼンテーションの台本とパワーポイントを作成しました。3週目には、自分たちの考えを発表しました。
 発表を通じて、社会集団がいかに文化の源となりうるかを学ぶことができました。たとえば、異なる社会集団に属するアメリカ人は、異なる社会集団の一員であることに基づいて、異なる行動をとるかもしれません。このことは、英語圏における文化の複雑さについての理解を深めるのに役立ちました。

(国際学部講師 トッド フーパー)

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