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お知らせ

英語に加えて多彩な地域の言語を学ぶ、国際学部の授業を紹介するシリーズ投稿です。
国際学部では、2年次前期から3年次前期にかけて多彩な「プロジェクト科目」を開講しています。今回は2年次の「海外特別プロジェクトⅠ」および3年次の「海外特別プロジェクトⅡ」(担当:鳥居 祐介先生)を紹介します。

授業概要(シラバスより一部引用):
本プロジェクトは、海外協定校(機関)へ留学中の国際学部生を対象とする。学生は、留学中であることを生かし、現地で出会うなんらかの社会課題とその解決に関する調査プロジェクトを立ち上げ、実施し、調査結果に関する口頭発表と報告書の作成を行う。インタビューやアンケート調査等の情報収集、ファクトチェック、プレゼンテーション、文書作成への習熟、英語その他の外国語能力の向上、自身の留学生活の意義に関するメタ認知(自分の学び、経験を客観的に観察し、理解すること)の獲得を目指す。

授業紹介:
前期「海外特別プロジェクトⅡ」では、ニュージーランドのオークランド大学に留学中の3年生が「戦争の記憶と平和の継承」について、カナダのカルガリー大学に留学中の3年生が「ゴミ分別システム」についてそれぞれ現地インタビューを実施し、出身国や世代によって異なる多様な視点を考察しました。

後期「海外特別プロジェクトⅠ」では、マレーシアのサンウェイ大学に留学中の2年生が、「マレーシアの食文化と多文化共生」をテーマに調査を開始しています。発表は、発表用パワーポイントに学生自身の動画ナレーションを埋め込んだ形で行われます。

授業は、日本との時差を考慮し、Microsoft Teamsを利用した非同期のやり取り(チャットや動画投稿の毎週交換)を中心に進められます。これにより、学生は留学生活と両立しながら、遠隔できめ細かな研究指導を受け、課題の発見、調査、発表の貴重なステップを踏むことができます。履修した学生は、「語学以外のことでの新しい発見」がこのプロジェクト授業の醍醐味だといいます。

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