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お知らせ

NEWS RELEASE【No.33】

摂南大学(学長:久保康之)理工学部生命科学科の西矢芳昭教授は、ニプロ株式会社(代表取締役 社長執行役員:山崎剛司)とマンデル酸測定試薬「ニプロ」及びフェニルグリオキシル酸測定試薬「ニプロ」(以下「本製品」)を共同開発しました。本製品は、尿中の有機溶剤代謝物であるマンデル酸及びフェニルグリオキシル酸を汎用自動分析装置で測定するための研究用試薬です。10月19日付で同社から販売が開始されました。

有機溶剤であるスチレンやエチルベンゼンは、プラスチック製品の製造、塗装、印刷など、さまざまな製造現場で広く使用されています。これらの物質は、体内に取り込むことで健康に影響を及ぼすおそれがあるため、これらを取り扱う一定の業務に従事する作業者には、労働安全衛生法に基づく特殊健康診断が義務付けられています。その検査項目には、体内に取り込まれたスチレンやエチルベンゼンの量を把握することを目的とした、尿中に排泄される代謝物であるマンデル酸やフェニルグリオキシル酸の測定が含まれます。従来、これらの測定には専門的な分析装置や検体の前処理が必要となる場合があり、多数の検体を効率的に測定することが課題となっていました。こうした課題に対応するため、本学とニプロは共同で汎用自動分析装置を用いた尿中代謝物測定を可能とする研究用の液状試薬を開発※しました。本製品は、用手による前処理が不要であり、汎用自動分析装置に対応しているため、短時間で多数の検体を同時測定することが可能です。これにより、検査工程の効率化や検査担当者の負担軽減に貢献することが期待されます。

※ 本製品に用いられるマンデル酸及びフェニルグリオキシル酸の測定技術について、学校法人常翔学園とニプロ株式会社は共同での特許を出願中です。

マンデル酸測定試薬「ニプロ」/フェニルグリオキシル酸測定試薬「ニプロ」

商品名:マンデル酸測定試薬「ニプロ」/ フェニルグリオキシル酸測定試薬「ニプロ」
製造販売:ニプロ株式会社
測定原理:酵素法
分類:研究用試薬
販売開始日:2026年10月19日
参考価格:各300,000円(税別)

この記事に関する問い合わせ先

■内容に関するお問い合わせ先
摂南大学 理工学部生命科学科 教授 西矢芳昭
TEL:072-800-1151(不在の場合は広報企画課へ)
■本件発信部署・取材のお申し込み先
学校法人常翔学園 広報企画課(担当:石村、長谷川) TEL:06-6954-4026 Koho[at]josho.ac.jp
※メールアドレスの[at]は@に変換してください。
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