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スペイン語学留学で自信がつき、海外で働きたいという夢に一歩近づきました。

国際学部 国際学科吉田 百花さん

国際交流

奨学金や留学前授業など、手厚いサポートが背中を押してくれた。

小学生の頃に開発途上国で活躍している日本人の姿をテレビで見て、「いつか自分も海外で暮らしてみたい」と思ったのが海外を意識したきっかけです。中学生のときに青年海外協力隊の存在を知り、「開発途上国に住む人々の力になりたい」という具体的な目標を持つようになりました。

摂南大学は青年海外協力隊を多く輩出してきた実績があるので、先輩方の話を聞くこともできるのではないかとも考えました。国際学科には「日本語教員養成課程」があって、日本語教師をめざせることも魅力でした。入学後は、国際学科の主専攻に加えて、格差や貧困、紛争、環境、気候変動などの国際的な課題についても具体的に学んでいます。将来はラテンアメリカで行われている国際協力に携わりたいと考えるようになり、スペイン語の自信をつけておきたく、3年次前期にスペインのサラゴサ大学に約7ヵ月間留学しました。

摂南大学は国際交流に力を入れていて、私が今回参加したような長期留学以外にも2週間程度から参加できる短期海外派遣プログラムがあったり、国際学科独自の海外実習や海外インターンなどもあるので、多くの学生が何らかの形で在学中に海外に行っている印象です。また、留学する人向けの奨学金もあって、留学費用や現地での生活費の助けになりました。人や行き先にもよりますが、倹約すれば奨学金だけでやりくりすることもできると思います。留学前の事前授業では現地の文化や慣習、空港からの移動手段や生活に便利な持ち物についても教わり、手厚くサポートしていただきました。

留学生仲間との楽しい交流。語学は現地学生との会話で上達。

サラゴサ大学では「外国人のためのスペイン語コース」でスペイン語を学びました。摂南大学からの留学生は私1人だけでしたが、授業はグループワークが中心で、中国、モロッコ、インド、アメリカなどから来ている留学生と仲良くなれました。朝9時からお昼過ぎまで大学で授業を受けて、放課後はホームステイ先に帰って宿題をして過ごすことが多かったです。日本とは8時間の時差があるので、摂南大学で午後から始まるゼミにオンラインで参加してから、授業に出席する日もありました。休日は留学生同士でホームパーティをしたり、ホストマザーとカフェテリアでお茶をしたりしてたくさんの人と交流していました。

留学中は基本的にホームステイでしたが、ハカという地域で夏期講習を受けていた間は寮生活になり、寮には私たち留学生以外にもスペイン語教師をめざす現地の学生もいたので、スペイン人の友人ができました。彼らのおしゃべりを聞いているうちに会話のスピードに慣れて、内容を理解できるようになり、次第に自分の中の語彙を駆使して考えを伝えられるようにもなりました。その友人たちとは、今も2週間に一度オンラインでつながっておしゃべりしています。

語学力に自信がなくても、現地で生活する中で上達していくので心配ありません。海外に興味がある人は、ぜひ摂南大学で留学や短期海外派遣プログラムにチャレンジしてほしいです。

(掲載内容は2024年9月取材時点のものです)

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