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食品科学者をめざして日本へ。先生や仲間とともに、安心して学べている。

農学部 食品栄養学科ラファエル へディ ジョハリさん

国際交流

人と人の絆を大切にする、摂南大学でよかった。

摂南大学に入学したのは、食品科学者になるためです。管理栄養士の資格取得に加え、母国インドネシアで、安全でおいしい加工食品の会社を設立する目標もありました。留学先としてオーストラリアや台湾なども検討しましたが、日本は他の国と比べて食品の知識や技術が進んでいましたし、治安もよく、日本語への興味もあり、日本への留学を決めました。摂南大学は、食品加工や人体構造をはじめ、食品開発に必要なことを幅広く学べるのが魅力でした。

入学直後は日本語がまだうまく話せなくて、不安が大きかったです。授業の内容や課題について理解するのも少し苦労しました。そんなとき、先生やクラスメイトがやさしく説明してくれたので、とても助かりました。摂南大学は先生と学生の距離が近く、一人ひとりが成長できる環境です。授業外でも先生に相談しやすく、時間をかけて丁寧に教えてもらえるので、わからないこともすぐに解決できます。また、事務職員の方々には、いつも生活面でサポートしていただき、感謝しています。

1年次には、グローバル学生スタッフ(GSS)主催の交流会に参加しました。日本の学生だけでなく、他国からの留学生とも交流できて楽しかったです。インドネシア、中国、ベトナム、台湾など、いろいろな国・地域の学生がいて、「日本にいる留学生は私だけじゃない」「一人じゃないんだ」と勇気づけられました。同じ境遇の仲間ができて、「一緒にがんばろう」という気持ちを分かち合えましたし、それから連絡を取り合ったり、遊んだりするようにもなりました。

「自分から声をかける力」など、人間としても成長。

摂南大学に留学して、食品に関する知識を得るだけでなく、人間としても成長できたと感じています。身についたのは、「自分から声をかける力」です。クラスメイトにも勇気を持って話しかけ、たくさん関わることで、いつのまにか仲良くなれましたし、授業中のグループディスカッションにも積極的に参加できるようになりました。私がめざす人物像は、議論をとおして課題を発見し、解決へと導く人。そんな人になって、社会に貢献したいと思っています。

卒業後の進路としては、食品開発の仕事に興味があります。もちろん、加工食品の会社をつくるという目標も持ち続けています。摂南大学で学んだ食品加工学、食品衛生学、調理学、食品学などの知識や、調理学実習、食品衛生学実験、食品学実験などで得た技術を最大限に役立てたいです。

留学は、海外へ一人で飛び込む体験です。不安に感じることもあるかもしれませんが、同じようにがんばる留学生やよいクラスメイトにも出会えるはず。心配しすぎず、チャレンジしてみることをおすすめします。

(掲載内容は2024年9月取材時点のものです)

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