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学業と部活を両立し、スポーツクライミングで世界を狙う。

国際学部 国際学科抜井 亮瑛さん

課外活動

大学からの支援が手厚く、競技に集中できる環境。

摂南大学スポーツクライミング部の主将を務めています。小学生から競技を続けていて、日本代表として世界ユースやアジア選手権などに出場した経験もあります。高校3年の時に摂南大学でスポーツクライミング部が新設されると知り、スポーツ推薦入試を受験しました。公認のスポーツクライミング部がある大学は関西では珍しい上、「指定強化団体」として力を入れていくと聞いて、この大学でならさらなる高みをめざせるのではないかと思いました。

摂南大学は部活を頑張る学生へのサポートが手厚いです。スポーツクライミング部の場合は、国内外での大会出場や遠征の費用支援、設備投資などをしてくれています。なんと2024年には、寝屋川キャンパス内に高さ約15メートルもある本格的なリード種目専用ウォールが新設されました。

費用面の支援以外でも、学生課の方が親身になってくれるので学業と部活を両立しやすくて助かっています。例えば、新年度には大会スケジュールを共有してどの授業を選択するかなどを相談しています。試合や遠征で授業を休まざるを得ない場合には学生課から担当教授に連絡がいき、公欠対応や振替などの調整をしてくれます。もちろん自分からも先生に連絡していますが、大会前には競技に集中できるので助かっています。個人で競技をしている選手が多い中、応援してくれる大学の存在は心強いです。

私にとって初めての部活で、主将という立場に責任を感じつつも楽しく活動できています。部にはワールドカップをめざす選手もいれば、大学から始めた初心者もいます。それぞれの意思や目標を尊重しながら、部員一人ひとりが自主的に前に進めるように働きかけています。

多様性豊かな摂南大学だから、人として成長できる。

体育大学やスポーツ学科という選択肢もありましたが、私は総合大学である摂南大学を選んでよかったです。部活の仲間やゼミの友人や先生など、さまざまな人と触れ合うことで人間力が磨かれているように感じます。

国際学科を選んだのは、広い視野とコミュニケーション能力を身につけたいと考えたからです。中学生の頃から日本代表として海外に行く経験をしていましたが、語学に自信がなく、外国の選手とも最低限のやりとりしかできていませんでした。グローバル教育に力を入れている摂南大学は国際交流が盛んで、授業やゼミでも外国の方と接する機会が多くあります。国際情勢や文化を学んできたことで、相手の背景を理解した上で話せるようになり、コミュニケーションの質が変わったように感じます。

国際学科の同じ学年では指定強化団体に所属している学生は珍しいのですが、試合で授業を休んだ時には後で快く教えてくれるなど、友人や先生も応援してくれています。部の後輩も数人、国際学科に所属しているので、私自身がメリハリつけて学業と部活を両立して、良い流れを作っていけたらと思っています。

今はワールドカップ出場を目標に競技に打ち込んでいます。在学中どこかで区切りを付けて就職活動をしようと考えた時期もありましたが、大学4年間は競技を貫きたいと思うようになりました。卒業後は大学院で学びを深めつつ後輩を育てていく道について前向きに考えていきたいと思います。

(掲載内容は2024年11月取材時点のものです)

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