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論理的思考、傾聴力や対話力。4年間で多くの力を得ることができました。

法学部 法律学科水上 智哉さん

内定者

西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本) 内定

法律の学びやLSTを通じて成長を実感。

摂南大学を選んだ決め手は、就職率の高さと公務員試験のサポートが手厚いと聞いたからです。高校の先生や摂南大学に進学した部活の先輩からも勧められ、「ここしかない!」と法学部法律学科に入学しました。

もともとは公務員志望でした。法律の学び、特に私たちの生活に深く関わる憲法や民法を知っているかどうかで、仕事との向き合い方や自分自身の生き方も変わってくるように思います。法律学科では座学だけでなく、人に向き合う実践的な演習が多くあります。模擬法廷での演習やディベートでは鋭い質問に対応する中で論理的な判断力や伝える力が鍛えられ、プレゼンテーションなどのグループワークでは協働のスキルが磨かれ、四年間で自分が成長していくのを実感しました。

また、2年次の春休みに学生団体Learning Support Team(LST)に入り、新入生向けの「学修キックオフ・セミナー」に関わった経験も大きかったです。大学での主体的な学びについて理解してもらうためには、一方的にすべてを教えるのではなく、新入生が自発的に考えるヒントとなる声掛けを意識するなど、「相手にどう伝えるか」を実践できました。LSTは事前準備にも時間をかけ、学部を越えた人間関係が築けましたし、学生同士でデモを重ねてプレゼンを作り上げていく中で対話力や傾聴力が養われました。

摂南大学で得た「伝える力」で第一志望へ。

公務員から運輸業や接客業に志望を変えたのは、ドーム型スタジアムでのアルバイトがきっかけです。コンサートやプロ野球の試合も行われる大型イベント会場で、50人規模のスタッフを束ねるリーダーを務めていました。現場はとても楽しく、また、案内や救護搬送をした時にお客様から直接「ありがとう」と言っていただく機会が多く、人の反応をダイレクトに受けられることにやりがいを感じていました。次第に現場の最前線に出てお客様と直接関わることができる仕事に就きたいと思うようになり、2年次の夏頃に進路を見直しました。

その後は小売業や交通インフラ業界を中心に就職活動を行い、3年次の5月頃に6社から内定をいただき、第一志望だったJR西日本に入社を決めました。就職活動を始めたのは遅い方でしたが、就職部の方のサポートに励まされ、自分なりに工夫して、摂南大学で得られた経験を上手に伝えることができた成果だと思います。JR西日本は通学で毎日利用してきた馴染みの鉄道で、内定を両親もとても喜んでくれました。たくさんの人々の生活を支える重要な仕事に関わると思うと、嬉しさと同時に身が引き締まります。

目指すは駅長です。まずは一歩一歩しっかりと業務を覚え、正確に仕事を進め、地道にステップアップしていきたいです。お客様はもちろんのこと、一緒に働く人たちにも思いやりをもって接し、人間力を磨き、信頼していただける社会人になれるよう頑張ります。

(掲載内容は2025年3月取材時点のものです)

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