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学科やクラブ活動での出会いが成長へ導いてくれました。

経営学部 経営学科松垣 祐香さん

内定者

明治安田生命保険相互会社 内定

つらい時も、摂南の仲間と乗り越えられた。

高校で行われた説明会で話を聞き、摂南大学の特色や雰囲気に惹かれて志望しました。自分が何をしたいかを具体的に考えられていなかったのですが、父が金融関係の仕事をしていたこともあり「経営を学んで社会の仕組みを理解したい」と思ったのと、これからの時代に不可欠なICT活用能力や情報分析力を身につけられたらと考えて、経営情報学科を選びました。

難しい授業もあって苦労しましたが、友人と協力して課題に取り組んだり、授業が終わった後に先生に質問しにいったりして、苦手を克服していきました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、1年次の前期には同級生と対面できない時期が続きましたが、最初に学生証を受け取った日に出会った子たちとグループになって、それ以来支え合ってきました。大学4年間が充実していたのは、学科や硬式庭球部でのクラブ活動で出会った優しくて面白くて素敵な友人のおかげです。

実践的なゼミでマーケティングを実体験。

経営と聞くと、イメージしにくいかもしれませんが、実は身近な学びなんです。たとえばみなさんが使っているスマホもマーケティングに紐づいていて、「欲しい」と思わせるための手法が背景にあります。誰をターゲットにするか、価格設定や宣伝のやり方が練り上げられます。経営学部ではさまざまな授業がありますが、その中でも私がいたゼミでは、企業と連携して1年間かけて新商品を開発し、宣伝や販売に携わり、実際に商品をリリースする取り組みをしました。私のチームは刺繍を取り扱う企業との連携だったので、誕生月の花をハンカチに刺繍できるカスタム商品を立案して、あべのハルカスで実際に販売するところまで自分たちで担当しました。お客様には好評でとても嬉しかったのですが、企業目線で考えるとコスト面や納品スケジュールなどを考慮する必要があったので苦労もしました。でも、企業の担当者の方が私たちを対等なパートナーとして接してくださったおかげで、積極的に行動でき、プレゼン力や論理的な思考力が鍛えられて成長できたように思います。

就職活動を始めたのは遅い方で、3年次の2月中旬から学内合同企業説明会に参加しました。さまざまな企業の話を聞いていく中で、「私は、一生に一度だけの特別なお付き合いではなく、人に長く寄り添っていきたい」と自己分析できるようになりました。その頃に、内定先に出会いました。説明会で長くじっくりと話を聞くことができたのと、その後、企業研究を進めていくにつれて「優しさ」を追求している企業理念やビジョンに魅力を感じて、私もその一員になりたいと強く思うようになりました。そして5月に内定をいただくことができました。

「自分は何がしたいか?」からゆっくりと始めた就職活動でしたが、面接で自分の意見や考えを相手にわかりやすく伝えることができるようになったのは、学科やゼミでの学び、クラブ活動での体験から得られた力があったからだと思います。就職先では、人に優しく、長く深く寄り添っていけるような仕事をしていきたいと思います。

(掲載内容は2025年3月取材時点のものです)

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