興味のあるものが必ず見つかる!知識と視野を広げて次のステージへ。
経済学部 経済学科福井 空さん
内定者
株式会社オープンハウスグループ 内定
知識を身につけ、仲間と知恵を出し合いながら実践。
高校時代は元々理系だったことから、数学を使って幅広い知識を学べる経済学部を選びました。将来については決めていませんでしたが、私は旅行が好きなので観光経済や地域経済などのコースがある摂南大学に自分の興味に合う学びがあると思いました。経済学部では1年次に幅広い知識を習得し、徐々に特定の領域の学びを深めていきます。専門外だと思っていた経営学や心理学までカリキュラムに含まれているのには驚きました。資格取得の対策講座や費用の援助などもあり、今は会計学の授業で関心を持った簿記資格の取得を目指して勉強中です。
「観光経済実践演習」の授業では、大阪にあるホテルのご協力のもと、ホテルの課題を見つけて解決策を提案する活動がありました。5名のグループで約1年かけて取り組み、富裕層の宿泊客以外の方にも間口を広げるため、アフタヌーンティーの実施提案や、さらに利用しやすくなる年間パスを企画しました。実際にホテルに出向いて聞き取り調査を行ったり、メンバーで役割分担して業務を同時進行。私はリーダーとして全体の内容を整理し、進捗管理を行いました。この経験から仲間と知恵を出し合い、チームで支え合うことの大切さを実感することができました。
視野を広げ、自分に「ぴったり」の企業へ。
就職活動は3年次の春からスタートし、「悔いを残さないように精一杯やり切ろう」と強い気持ちで臨みました。最初は何から始めるべきか分からず戸惑いましたが、学内の就職ガイダンスで就職活動の流れやスケジュール感を把握することができました。クラブ活動で部長の補佐を務めるなど、私は人をサポートすることに向いているため事務職を希望。初めは興味のあった食品業界を中心に応募しました。エントリーシートは就職部の方に何度も添削していただきながら仕上げ、面接対策では模擬面接を行っていただきました。「時間内に簡潔に話す」「特に伝えたい内容は声を大きく」などフィードバックを受け練習を重ねたことは、本番でとても役に立ちました。
秋ごろには何社からか内定をいただいたものの、本当にその企業で働きたいのか確信を持てずにいました。就職部の方に相談すると「業種や規模にこだわらず、もっと視野を広げてみては」とアドバイスをいただきました。そうして就職活動を続けるうちに出会ったのが、入社を決めた企業です。まったく視野になかった不動産業ですが、合同企業説明会で社風や会社の価値観を聞いて「ここだ!」と直感。面接や面談を重ねるうちに、社員の方全員が同じ目標に向かって進んでいて、自分が成長できる環境があると確信しました。不動産業界のなかでも会社によって事業内容は異なりますし、事務職においても企画など業務内容はさまざまです。多くの経験を積み、どのような仕事も任せてもらえるように全力で仕事に取り組んでいきます。
(掲載内容は2025年3月取材時点のものです)
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