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食や農が直面する課題解決に向け次世代と一緒に頑張りたい。

農学部 食農ビジネス学科柚木 沙都さん

内定者

ヤンマーアグリ株式会社 内定

主体的、積極的に興味のあることに挑戦!

子どもの頃から食に興味があり、祖父母の畑仕事も楽しんで手伝っていました。地元福井の高校で水産を学んだことも、食への関心を深めたと思います。高校時代から「人生をどう生きるのか」と将来についてよく考えていて、食に関わる仕事に就くという直近の目標と、ゆくゆくは社会課題を解決するビジネスを立ち上げたいという夢を持つようになりました。この夢や目標の実現を目指して進学先を検討し、摂南大学農学部を選択。食料・農業経済学を学べる食農ビジネス学科は、起業を将来の夢とする自分にとって魅力的でした。「天下の台所と呼ばれた大阪で食を学ぶことにも意味がある」という高校の先生の言葉にも背中を押され、入学。 

講義はどれも面白く、興味をかき立てられました。印象深かったのは「フードシステム論」。農産物や食品の生産・加工・流通・消費についての理解を深めることができました。ガクチカを意識して1年次から課外活動にも積極的に参加。友人と2人で泉州水なすなど府内産野菜を使ったスイーツ開発に挑戦しました。生産者と協働して完成させた3種のタルトをマルシェで販売、この取り組みは大学で学長表彰を受賞するなど、高い評価をいただきました。ゼミ活動では、過疎化が進む滋賀県米原市の農村で農作業に従事。自動運転機能を搭載した田植機が人手不足や高齢化の問題解決に役立っていることを現場で目の当たりにしました。

早く始めれば選択肢も可能性も広がる。

就職活動のスタートは早い方だと思います。2年次に「就活力育成実践講座〜キャリア・オナーズプログラム(現:摂大CHP)」を受講。選考書類の書き方や面接対策とともに、「話す力」と「聴く力」を実践して対話力や傾聴力などの対人能力を高めることができました。早くから準備に取り掛かりたいと思う就活生には特にお薦めの講座です。3年次の夏、商社なども含めて幅広くオンラインのインターンシップや合同企業説明会に参加。大学での学びを活かすことができそうな数社に応募しましたが、最終的に受験には至りませんでした。

その理由は、「第34回ヤンマー学生懸賞論文・作文」で優秀賞を受賞したことに繋がります。論文では、沖縄・久米島での赤土流出に対する生態系保全と経済とを両立した解決策が評価されました。入選発表会で主催するヤンマーアグリの次世代育成活動に携わる社員の方々とお話したことで、「この人たちと一緒に働きたい」、「次世代を後押しする仕事がしたい」という思いが強くなり、同社を受験。3年次の3月に内々定をいただくことができました。

就活は、自分の将来を焦って決めてしまうことのないよう何事も早めに取り組むことが大切です。多くの選択肢から進むべき道を絞り込むためにも、興味を持ったことは主体的にまずトライしてみてください。摂南大学には「学生のやりたい!」を応援する環境が整っています。

(掲載内容は2025年3月取材時点のものです)

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