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学びや経験が広げた可能性を活かせる場を求めて志望先をリスト化。

農学部 応用生物科学科大賀 愛美さん

内定者

株式会社伊藤園 内定

進むべき食の領域を探して学びを深める。

幼い頃から母の料理を手伝っていたこともあり、料理で人を笑顔にできることが楽しく、将来は食に関わる仕事がしたいと考えていました。高校では食生活や食文化を学ぶフードスタディーコースを専攻。最初はパティシエになりたいと思いましたが、栄養学を学ぶに従って、食べたものが体にどんな作用を及ぼすかといった食品成分のメカニズムに興味を持ち始め、「作る」という視点以外にも自分に向く食の仕事があるのではと考えるようになりました。

それを見つけるための学びを求め、農学部で進学先を検討。摂南大学のオープンキャンパスに足を運ぶと、応用生物科学科で植物、動物、海洋生物、微生物など幅広い分野の専門知識を探求できるとわかり、先生と学生の近い距離感も魅力に感じて入学を決めました。実際、先生方の指導は本当に手厚く、また就職活動も親身にサポートしていただけて感謝しています。

コロナ禍の影響が残っていた1年次はオンライン授業が中心でしたが、実験授業が週に2回以上あり、早いうちから学生同士で仲良くなることができました。グループで力を合わせて取り組む実験は、インターンシップのグループワークを円滑に進める力を自ずと養ってくれたように思います。アルバイト先のカフェで健康に配慮したスイーツを望むお客様の声を聞き、栄養学の知識を生かしてカロリーや脂質を抑えたケーキを自主的に試作。メニューに採用され、企画・開発の面白さに目覚めました。

多くの会社を知るためにインターンシップに積極参加。

3年次の6月に参加した合同企業説明会で就活の早期化を知り、活動に本腰を入れました。就職係のサポートを受けながら、企業が求める人材像を意識して自己PRを作成。志望動機は、自分のやりたいことと事業内容の接点を考えながら固めていきました。多くの仕事を知ろうと短期のオンラインインターンシップに10社以上参加。グループワークのフィードバックの有無など、就活生への対応は企業によってさまざまで、就職先を考える上で貴重な生きた情報を集めることができました。学内の合同企業説明会も参加して良かったイベントのひとつです。一度に多くの優良企業の情報を収集できるので、絶対利用すべきだと思います。

志望先をリスト化し面接にも活用。

食品メーカーを中心に志望度の高い企業約50社をエクセルでリスト化し、その中から早期選考に応募。面接は3年次の1月頃から各社始まり、3月中旬以降に最終選考に進みました。企業の全体像や特化している事業、面接官の特徴も加えたリストを毎回確認して臨むことで、同じ時期に集中する面接も混乱することなく対応できました。4年次の4月下旬に全ての結果が出て、就職活動の軸に一番合っていた内定先の企業に入社を決めました。

将来、企画開発に携わることを目標に、まず生産現場で品質管理や商品を作り出す機械技術をしっかり学んでいきます。精一杯取り組んだ就職活動で培った論理的思考や実行力がこれからの社会人生活を支えてくれると思います。

(掲載内容は2025年3月取材時点のものです)

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