赤澤 春彦教授アカザワ ハルヒコ
所属
国際学部 国際学科
専門分野
日本史学
キーワード
日本中世史 / 宗教史 / 陰陽道 / 陰陽師,呪術,占い
関連リンク
プロフィール
出身 | 長野県松本市 |
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生年 | 1976年 |
愛読書 | いろいろありますが、藤沢周平の作品は学生時代から好きです |
好きな国・地域 | 中華人民共和国(幼少期に住んでいました) |
子どものころの夢 | 外交官か恐竜博士 |
休日の過ごし方 | 早めにお風呂に入って、おいしい料理でお酒を飲むことです |
好きな言葉 | 涓滴岩を穿つ |
学内おすすめスポット | 図書館の地下収蔵庫(思わぬ所にとても貴重な本があったりします) |
応援している球団 | オリックス・バファローズ(阪急ブレーブスのころから応援しています) |
私の履歴書
父が日本人学校の教師として赴任したため、小学1年生から3年生まで北京に住んでいました。当時の北京は改革開放後とはいえ、まだそれほど経済的に発展していたわけではありませんでした。紫禁城や万里の長城、また中国各地の文化遺産に連れて行ってくれた影響からでしょうか、古いものや伝統的な文化に対して漠然とした興味と敬意を持つようになったと思います。特に敦煌には2度訪れましたが、とても印象に残っています。こうした経験から海外との架け橋となる外交官、もしくは古いものを発見する研究者に憧れを抱くようになりました。
研究との出会い
歴史に興味を持つようになったのは、帰国後、小学校4、5年生ごろからだと記憶しています。中国が懐かしく、吉川英治の『三国志』を読むようになり、そこから歴史への興味が芽生えました。小中学校ではご多分に漏れず戦国大名が好きでした。大学では日本史専攻の学科に進み、中世史を選択しましたが、ゼミでの発表をきっかけに「鎌倉幕府になぜ陰陽師がいるのだろう」という疑問から、中世国家や社会における陰陽道・陰陽師の問題に取り組み始めました。大学や大学院、また江東区で非常勤学芸員として働きましたが、そこでの様々な出会いから本格的に研究者を目指すようになりました。
SDGsの取り組み
社会課題
- 産官学協働・産業振興・地域活性化
- 文化芸術・スポーツ推進
学芸員の実務経験がありますので、大学でも学芸員課程の授業や博物館実習を担当しています。
また、ゼミで地域の歴史ツアーガイドを企画して、地域文化財の魅力について発信する活動も行っていました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、一時中断しましたが、今後、新たに地域と歴史、文化財に関わる活動を行う予定です。