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尾崎 清和教授オザキ キヨカズ

所属

薬学部 薬学科

専門分野

獣医学|実験病理学

キーワード

病理、獣医病理、毒性病理、糖尿病性神経障害、非アルコール性肝炎

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プロフィール

出身 京都市
尊敬する人物 李白
好きな国・地域 日本
子どものころの夢 精神科医
休日の過ごし方 子ども食堂の運営、和太鼓、昼からの一献
好きな言葉 信じるものは騙される
学内おすすめスポット 薬用植物園

病理とは?

病気を治療するためには、その本質を知る必要があります。本質がわかれば、的確な治療をすることができる。これが証拠にもどつく治療といわれるものです。病気の本質を解明するする方法はたくさん有りますが、その一つが病理学の知識を利用する方法です。病理学とは、様々な病気に関する原因、その発生機序(病理発生)を解明し、病気の診断を形態学的に研究する学問です。肉眼的に臓器を、顕微鏡を用いて組織や細胞を検査することによって、正常な臓器や細胞が病気によってどのように変化したのかを明らかにできます。

実験病理と診断病理

わたしは、ヒト疾患特に糖尿病性末梢神経障害、非アルコール性肝炎に関する実験病理学的研究を行っています。この研究では、マウスやラットなどの実験動物をもちいて、ヒトの疾患を再現することにより、病気の本質を細胞レベルにとどまらず、分子レベル(DNAやRNAなど)まで解析することができます。この成果をヒトに還元することにより1人でも多くの患者さんの治療に役立つことが目標です。 獣医師、獣医病理専門家ならびに毒性病理専門家としての知識をフルに活用して動物(イヌ、ネコ、フェレット、ラット、マウス、サルなど)の病理診断を行っております。皆さんのペットもヒトと同じように病気になり、正確な病理診断に基ずく治療が求められています。また、ペットとヒトの病気はとても似ていることから、ペットの病気を病理学的に研究することによって、ヒトの病気の本質を明らかにすることも出来るようになります。

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