片岡 誠教授カタオカ マコト
所属
薬学部 薬学科
専門分野
薬剤学
キーワード
経口吸収 / 難水溶性薬物 / 医薬品開発
関連リンク
プロフィール
出身 | 奈良県(生駒郡斑鳩町) |
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生年 | 1976年 |
家族構成 | 妻、長男、長女 |
休日の過ごし方 | 家族サービス、ドライブ、車の整備 |
趣味 |
自動車(特に1990年代のネオクラシックカー) |
好きなアニメ |
スラムダンク(全巻初版で持っています) |
好きな食べ物 |
魚全般(特にお寿司)、ステーキ |
“口から服用されるお薬”に関する研究
お薬を口から服用(経口投与)したことがない人は、ほとんどいないのではないでしょうか。それほど、経口投与はお薬の服用方法としてメジャーであり、利便性が極めて高く、薬物療法において重要な役割を担っています。すべてのお薬を経口投与できるようにすることは難しいですが、私たちは「経口投与可能なお薬」や「安全性と信頼性の高いお薬」の開発を支援するための研究を行っています。具体的には、服用後の消化管からの薬物吸収の改善や安定化に関する技術開発を進めています。
研究とは“創意工夫”を実践する場である
「創意工夫」とは、今まで誰も思いつかなかったことを考え出し、それを実現するための適切な方策を見つけることです。まさに研究のプロセスは、この創意工夫を実践することそのものです。自分が興味や疑問を抱いたことについて、さまざまな調査を行い、それに対する仮説を立てたり、今まで誰も思いつかなかったことを考え出したりして、それを立証するための計画を立て、実行します。途中でつまずいたり、他の研究者に先を越されて発表されたりすることもありますが、自らの力で「創意工夫」を実践できることは、研究の醍醐味の一つだと思います。また、研究を進める中で、問題解決能力も自然に養われていきます。