経営学部
石川県能登半島にて被災家屋の調査。学生も参加し、罹災判定支援技術の開発へ
「経営学部の梅原喜政講師が徳島大学の上月康則教授とともに、センサデータを活用した罹災判定支援技術の開発に先立って、2024年3月25日より石川県能登半島において現地調査を実施しました。」
「本調査では、現地の防災拠点である鵜川公民館の皆様のご協力のもと、実際の被災家屋を対象に罹災状況の確認を行いました。」
現地では、罹災判定結果と実態とのギャップ、被災地特有の課題など、貴重な知見が得られました。
今回の調査には、梅原ゼミから3人の学生も参加し、被災地支援や研究活動を自らの目で体感する貴重な機会となりました。
本研究では、今後もセンサデータを活用した罹災判定支援技術の実用化を目指し、研究開発を進めていきます。
<参加学生コメント>
■米田 響さん
今回、現地に行くことで、ニュースやSNSでしか目にすることがなかった能登半島地震の現状を知ることができました。倒壊した実際の住家の様子や住人の声をもとに、罹災証明の発行に係る問題に一生懸命に挑戦していきたいと思います。
■東條 真宙さん
実際に能登を訪れ、地震の脅威を目の当たりにしたことで、自分がこれまで大きな地震に遭遇することなく生きてこられたことのありがたさを実感しました。また、今後発生するといわれている南海トラフ地震に備えるためにも、現在の取り組みを成功させなければと強く感じました。
■清水 愛麟さん
歪んだ道路や倒壊した家屋を通して震災の脅威を目の当たりにしました。これが将来再び起こることを認識し、真摯に対策を講じるべきだと確信しました。現在の取り組みが人々の支えとなれるよう、より一層気を引き締めて取り組もうと実感しました。
この記事に関する問い合わせ先
摂南大学 経営学部 講師 梅原喜政Email: yoshimasa.umehara@setsunan.ac.jp