森 類臣准教授モリ トモオミ
所属
国際学部 国際学科
専門分野
歴史社会学|地域研究(韓国・朝鮮)
キーワード
韓国 / 日韓関係 / 日朝関係 / ジャーナリズム / マス・コミュニケーション / 韓国大衆文化 / 国際関係史 / 文化外交 / 東アジア
関連リンク
プロフィール
出身 | 静岡県 |
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好きな映画 | 映画はよく見ますが、好きな映画が多くてやはり選ぶことは難しいです。 |
好きな国・地域 | いろいろな国を訪れましたが、それぞれの国・地域に固有の歴史があり、また他国・他地域との交流を通して独自の魅力を形成しています。好きな国・地域を絞るのは至難の業です。 |
学内おすすめスポット | 図書館 |
研究紹介
私のキャリアは韓国社会の研究から出発しました。近年は日韓・日朝関係についても少しずつ研究を重ねています。 日本と朝鮮半島は、これまで隣国として相互に深く関係する歴史を歩んできました。現在も、日本の外交・安保・経済・文化交流など諸分野において、日韓・日朝関係は大きな位置を占めています。経済・文化分野における韓国の国際的な存在感はもちろんのこと、朝鮮民主主義人民共和国を取り巻く国際政治状況が東アジア情勢に与える影響も大きく、日本に暮らす私たちにとって目が離せません。このような朝鮮半島を研究対象として扱うのは難しさももちろんありますが、学問的関心は尽きなく、ライフワークとして続けていくと思います。 なお、最近は朝鮮半島のみならず、東アジアの国際関係にも関心を広げています。
研究との出会い
私の研究の原点は、社会が躍動的に動いている隣国=韓国への好奇心でした。今でこそ、K-POP・韓国ドラマなどの韓国ポップカルチャーやKスタイル(美容・メイク・ファッションなど)が日本に定着していますが、私が関心を持ち始めた2000年代初めはまだその黎明期でした。日本と似ているようで違う韓国、日本との複雑な歴史的経緯を持つ朝鮮半島を理解したいというシンプルな気持ちが研究の始まりです。ただ、当たり前ですが、研究をするからには方法論を決め、対象を絞っていかなければなりません。私の場合は、ジャーナリズム・民主化運動・韓国現代史という視点から研究を行い、博士論文を執筆しました。