木村 真之准教授キムラ マサユキ
所属
理工学部 電気電子工学科
専門分野
機械力学、メカトロニクス|電力工学
キーワード
非線形動力学 / 結合振動子系 / 局在現象 / 非線形波動 / 電磁ダイナミクス
関連リンク
プロフィール
出身 | 熊本県 |
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生年 | 1981 |
愛読書 | SF・ミステリ全般,科学読み物 |
好きな映画 | 12 Angry Men, SF・アクション全般 |
好きな国・地域 | スペインのアンダルシア地方,南イタリア,日本 |
子どものころの夢 | 宇宙論の研究者 |
休日の過ごし方 | 子供たちとお出かけに出たり,料理をしたり。 |
学内おすすめスポット | 図書館。専門書から一般雑誌まで豊富に取り揃えてあります。 |
目に見えないものを理解する
電気や磁気は目に見えません。しかし静電気の放電で痛みを感じたり,磁石が引き合う力を感じたりすることでその存在を実感することが出来ます。我々の便利な生活は,電気や磁気を利用する技術無しでは成り立ちません。例えば,電流と磁界の相互作用によって電磁力が発生しますが,それを利用する電動機(モーター)は,電車などの乗り物だけでなく,扇風機などの家電製品から携帯電話などの小型電子機器まで,あらゆるところに使われています。電気や磁気の性質を理解することは電気系の技術者にとって欠かせない要素の一つです。目に見えないものを理解するためには,それを使ったものを実際に作ってみることが一番だと思います。設計・製作・実験を通して,電気や磁気に関する直感的で深い理解が得られるよう,研究テーマや授業内容を工夫しています。
とりあえずやってみよう
研究をやっているといろいろなアイディアが浮かびます。ほとんどが取るに足らないものですが,ときどきとても良いものが潜んでいます。アイディアの良し悪しは実際に試してみないと分かりません。特に非線形な性質を持つシステムや大規模なシステムを研究対象としている場合は,予想とは違う結果になることがよくあります。「あれこれ悩むより,とりあえずやってみよう」は研究を進める上でとても大切な考え方ではないかと思っています。研究室では,アイディアをすぐに形に出来るよう回路基板の加工機や3Dプリンタ,回路・物理シミュレーターなどを使っています。