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海津 浩一特任教授カイズ コウイチ

所属

理工学部 機械工学科

専門分野

材料力学、機械材料

キーワード

材料力学,衝撃工学

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研究紹介:セル構造やラティス構造をもつ軽量な自動車用クラッシュボックスに関する研究

自動車の衝突時の衝突エネルギーを吸収できる軽量なクラッシュボックスはどのような構造かを明らかにする研究を行っています。木材やスポンジなどのような多孔質体からなるセル構造や枝のような格子が組み合わさったラティス構造からなるクラッシュボックスモデルをコンピュータ上で作成しシミュレーションによりモデルの性能を検討しています。この研究が発展し、高性能なクラッシュボックスが開発できれば、交通事故による乗員の損傷を減らせ、さらに軽量なことから自動車の燃費の向上や二酸化炭素の削減につながります。

研究紹介:CFRPと軽金属の機械的接合法に関する研究

軽量で高強度のCFRP(炭素繊維強化複合材料)と軽量なアルミニウム合金をリベットなどを用いて高強度で接合する方法を研究しています。リベットはあらかじめ穴あけ加工が必要ですが、開発した打抜きリベット締結法はリベット軸で打ち抜くことによる穴あけと接合をほぼ同時に行うことができます。この方法を用いてCFRPとアルミ二ウム合金をどうすれば高強度で接合できるかを研究しています。CFRPは自動車や航空機などに用いられるようになってきており、この研究の成果は、輸送機器の軽量化による燃費の向上や二酸化炭素の削減につながります。

SDGsの取り組み

  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
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