佐久間 信至教授サクマ シンジ
所属
薬学部 薬学科
専門分野
薬物送達学、薬剤学、医療薬学
キーワード
ドラッグデリバリーシステム,薬剤学,製剤学
関連リンク
プロフィール
出身 | 生まれは東京都、大学入学までの18年間の半分以上は千葉県で過ごしました。 |
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生年 | 昭和39年4月です。東京オリンピックが開催され、東海道新幹線が開通した年です。 |
家族構成 | 子供2人は既に社会人として独立し、今は家内と2人で暮らしています。 |
好きな国・地域 | 約1年半、留学したアメリカ合衆国・国立公園があり、自然豊かなユタ州 |
子どものころの夢 | コックさんになりたいと思っていました。 |
学内おすすめスポット | 枚方キャンパスの8号館の屋上から見える景色 |
薬学部へ進学した理由
中学校・高等学校において、私は化学が好きで、得意でした。大学の進学先を考えた当時(1980年代)、「薬学=化学」というイメージで、薬の研究者になりたい、と思い、薬学部に進学しました。大学卒業後、大学院修士課程に進み、修了後、製薬会社に就職しました。約15年間、製薬会社の研究者として創薬に携わった後、大学教員として本学に着任しました。薬学部卒業後の進路は、薬剤師だけではなく、多様です。皆さんも夢を持って、夢の実現に向けて努力して下さい。私たちは、全力で皆さんをサポートします。
研究紹介
近年、バイオ医薬と呼ばれる薬が多く開発されています。少ない副作用で優れた効果を発揮するバイオ医薬の特性は、精密設計された3次元構造や1分子中に集約された莫大な情報量に基づくため、その分子量は必然的に大きくなります。生体膜の透過性を制限する最大の要因は分子量であることから、バイオ医薬のほとんどは注射剤として開発されています。注射剤は、医師が患者に投与するため、確実な治療効果が期待できます。しかし、高頻度・長期間の投薬は患者に身体的・精神的負担を強いるため、治療に対して患者が消極的になってしまうケースも見られます。私たちは、バイオ医薬の生体膜透過性を改善し、患者が自ら投薬管理できる薬物デリバリー技術を研究しています。
SDGsの取り組み
社会課題
- 医療・健康
- 産官学協働・産業振興・地域活性化
- バイオ・ライフサイエンス