北村 祐人講師キタムラ ユウト
所属
農学部 農業生産学科
専門分野
園芸科学
キーワード
環境・農学 / 園芸科学 / 果樹園芸学
関連リンク
プロフィール
出身 | 大阪府枚方市 |
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生年 | 1985年 |
好きな言葉 | Think globally, act locally. |
自己紹介
果樹のもつ多様性に惹かれて、果樹園芸学という分野に進みました。果樹は永年性の樹木ですので、栽培するにも研究するにも時間がかかりますが、その分一年一年を大切に、かつ気長に過ごすという独特の考え方が作られる気がしています。 これまでは地方の試験場で主にウメの育種や開花メカニズムの研究に携わっていました。生産現場に近い場所での勤務経験を活かし、これからも産地とのつながりを大切にして研究・教育を進めていきたいと考えています。
研究紹介「新時代の果樹生産に向けて」
ウメの花は年によって咲く時期が大きく変わります。その時期は、気候条件に対する花芽の反応特性で決まりますが、私たちはウメの花が咲くために必要な温度の量を計測し、開花期を予測できる技術を開発しています。この手法は果実の収穫期などにも応用でき、「果物の旬」を科学的に分析することで、地球温暖化で変化しつつある環境に合わせた持続可能な果樹生産が可能になると期待しています。 また、生産環境や消費者ニーズが大きく変化する中で、耐病性や機能性成分などの新たな性質を持った果物が求められるようになっています。そのため、従来は難しかった、種を超えた遠縁交雑による新品種育成にも取り組んでいます。ぜひ「これからの時代の果樹生産」を一緒に考えていきましょう。
SDGsの取り組み
社会課題
- 産官学協働・産業振興・地域活性化
- バイオ・ライフサイエンス
- 都市計画・インフラ・まちづくり
- 農林水産業