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高木 敏英教授タカギ トシヒデ

所属

薬学部 薬学科

専門分野

薬物動態学

研究紹介

経口投与された製剤からの薬物吸収について、主に研究しています。薬物吸収は薬物自身の物理化学的性質だけでなく、製剤の製法や、製剤に含まれる添加剤によっても影響を受けます。医薬品開発の現場では製品価値の向上を目指し、口腔内崩壊錠や液剤等への剤形展開、さらには徐放性製剤化等の機能付加が行われます。しかし、これまでの製剤と有効性と安全性は同等なのか、また、期待したような製剤機能が発揮されるのか、実際にヒトに投与してみないと分からないことがよくあります。代謝酵素や薬物トランスポーターの遺伝的多型だけでは説明できないような、薬物吸収の個体差が見られることもあります。わたしたちの研究を通じて、ヒトに投与しなくても、薬物吸収後の血中動態が適切に予測できる世界を目指しています。

担当科目紹介

薬物動態学、臨床薬物動態学の講義を担当しています。投与された薬が体の中でどこにあるのか、どれだけあるのか、時間を追って説明できるように解説します。個別化医療を薬物動態の側面から支えるための内容となっています。

SDGsの取り組み

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう

社会課題

  • 医療・健康
  • 産官学協働・産業振興・地域活性化
  • バイオ・ライフサイエンス
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