竹下 裕子准教授タケシタ ヒロコ
所属
看護学部 看護学科
専門分野
成人看護学
キーワード
がん看護,緩和ケア
関連リンク
プロフィール
出身 | 大阪府 |
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愛読書 | 坂の上の雲 |
看護師になろうと思ったきっかけ
私は、もともとは小学校の先生になれたらいいなあとぼんやりと考えていました。高校生になり、受験大学を選ぶ際、将来に就く仕事を具体的に考え始めました。小学校の先生は、すべての科目、体育や音楽もできないといけないから、自分には無理かなあと思い、悩んでいました。そのような時、友人から、ある大学病院の看護体験イベントに行かないかと誘われました。私は、小学生の頃から注射を受けると倒れ、医療場面の映像を見ると怖くなったりしていましたので、看護師には向いていないと思っていましたが、なんとなく友人と一緒に行ってみました。そこで、病院見学や患者さんとお話したり、血圧を測ったり、楽しく過ごせたことで、将来の仕事にも繋がるし、良いかもしれないなと、選択肢の一つへと意識が変わっていきました。
大学生時代の過ごし方
私は、医学部看護学科に入学し、実家から離れて一人暮らしを始めました。初めての一人暮らしは、食事や掃除、洗濯、家事はすべて自分ですることになりますが、とても楽しく良い思い出となっています。一人暮らしをしている同級生も多く、試験期間には友人宅に泊まって一緒に勉強したりしていました。大学1年生の教養科目は、これまで学んだことのないような哲学、心理学、文化人類学、ドイツ語等、大変幅広く豊かな学びで、それぞれ印象に残っています。看護の勉強は、高校生までの勉強とは随分と違っていました。解剖生理のような科目は、人間の身体の構造やしくみを初めて詳しく知っていくのですが、学習量が膨大で、自分自身が生きているこの身体でさえ理解が難しいことに、新鮮な驚きをもちました。臨床現場で出会う患者さんのケアに繋がる学びには、終わりはなく、友人や先生方といつまでも話が尽きないこともありました。先生方とも距離が近く、大学生時代の4年間はかけがえのない充実した時間となりました。
SDGsの取り組み
社会課題
- 医療・健康
- 少子高齢化・人口減少