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天野 貴史准教授アマノ タカシ

所属

国際学部 国際学科

キーワード

アメリカ文学

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恩師の言葉

入学以来、部活動に明け暮れた日々を送っていましたが、せっかく大学に入ったのだから1年くらいは真面目に勉強しなければと思い、ゼミの先生に相談しに行きました。4年生になる前に1年間休学して自分なりに勉強したいと先生に伝えると、返ってきたのは意外な言葉でした。「大学は早く卒業したほうがよい。勉強したいのなら大学院に進学しなさい」 大学院のことは何も知りませんでしたが、思い切り勉強ができるのかと思うと心が躍りました。思い切って相談してよかったと思いました。私のような不真面目な学生に大学院進学を勧めてくださった先生には今でも感謝しています。

からだを読む、からだで読む

文学は目で読むものですが、からだを使うと作品の理解が深まることがあります。 【1】「ジュリアス・オビはすわったままタイプライターを見つめていた」 ナイジェリアの作家チヌア・アチェベの短編「呪い卵」の冒頭です。ネットで画像を探して、物語の主人公のようにタイプライターを1分間じっと見つめてみましょう。 【2】パレスチナの作家ガッサーン・カナファーニーの短編「ラムレの証言」において、主人公の少年が強いられている姿勢を3分間やってみて、そのとき思ったことを「証言」ということばを用いて説明してみましょう。 *どちらの作品も、池澤夏樹編『短編コレクションⅠ』(河出書房新社、2010年)に収められています。

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