杉山 博昭講師スギヤマ ヒロアキ
所属
国際学部 国際学科
専門分野
美学、芸術論|美術史
キーワード
絵画|演劇|祝祭|イメージ
関連リンク
プロフィール
愛読書 | ジョルジョ・アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの —— アルシーヴと証人』2001年 |
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好きな映画 | フェデリコ・フェリーニ『フェリーニの道化師』1970年 |
好きな国・地域 | イタリア・マルケ州 |
好きな言葉 | 人が閉じ込められるのは、内側に開く扉のついた、鍵のかかっていない部屋である(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン) |
好きな小説 |
小川洋子『薬指の標本』1994年
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好きな詩集 |
フリードリヒ・ヘルダーリン『ヘルダーリン詩集』2002年
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好きな戯曲 |
前田司郎『いやむしろわすれて草』2004年
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好きな建築 |
谷口吉生「豊田市美術館」1995年
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好きな絵画 |
ジュゼッペ・マリア・クレスピ《聖体拝領》1712年
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好きな彫刻 |
マーク・マンダース《乾いた土の頭部》2015-16年
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好きな美術館 |
国立マルケ美術館(イタリア・ウルビーノ)
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好きなマンガ |
市川春子『宝石の国』2012-24年
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好きなアニメ |
神戸守『〈小市民〉シリーズ』2024-25年
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好きな撮影機材 |
Leica M5 + Carl Zeiss C Sonnar T*1.5/50 ZM + PORTRA 160
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担当講義
イメージ論の講義を担当しています。「表象と感性プロジェクト」では、絵画になにがいかに描かれているのかを言葉で表現するスキルを紹介します。「表象文化論」では、絵画の見方と語り方の変遷を過去から現在までカタログ風に紹介します。「視覚文化論」では異なる媒体のイメージ、いわゆるメディアミックスが人びとの感性をどのように作るのかを考えます。それ以外に、学芸員資格取得課程の科目として「ミュージアムへの招待」と「ミュージアムコレクション論」を担当しています。
研究紹介
西洋の美術、演劇、宗教、思想を研究しています。たとえば15世紀フィレンツェや16世紀ローマに注目し、当時の宗教劇や絵画が同時代の人びとの「生き方」にどのような影響を与えたのかという問題、もしくはそれとは反対に、当時の街に暮らした人びとの「生き方」が同時代の宗教劇や絵画をどのように変化させたのかという問題を考えています。さまざまなイメージは、聖書や神話の古い物語を再現するだけに留まらず、実際に生きた人びとの在り方や感じ方が織り込まれています。それを考えることはとても刺激的でおもしろいです。