杉山 博昭講師スギヤマ ヒロアキ
所属
国際学部 国際学科
専門分野
美学、芸術論|美術史
キーワード
絵画|演劇|祝祭|イメージ
関連リンク
プロフィール
愛読書 | ジョルジョ・アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの —— アルシーヴと証人』2001年 |
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好きな映画 | フェデリコ・フェリーニ『フェリーニの道化師』1970年 |
好きな国・地域 | イタリア・マルケ州 |
好きな言葉 | 神は、悪魔が為したわざを承認する。けれども、そのわざによって悪魔が為したことは承認しない。(ポワティエのペトルス) |
好きな小説 |
高橋源一郎『さよならクリストファー・ロビン』2012年
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好きな詩集 |
吉岡実『静物』1955年
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好きな戯曲 |
野田秀樹『贋作・桜の森の満開の下』1992年
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好きな建築 |
ラウラーナ、ディ・ジョルジョ・マルティーニ他「ドゥカーレ宮殿(ウルビーノ)」1480年
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好きな絵画 |
パオロ・ウッチェッロ《ノアの犠牲と陶酔》1446-48年
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好きな彫刻 |
ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ《アポロとダフネ》1625年
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好きな美術館 |
「バーゼル市立美術館」
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好きなマンガ |
つくみず『少女終末旅行』2014-18年
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好きなアニメ |
神戸守『小市民シリーズ』2024-25年
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好きな撮影機材 |
Leica M5 + Biogon T*2/35 ZM + PORTRA 160
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担当講義
イメージ論の講義を担当しています。「表象と感性プロジェクト」では、絵画になにがいかに描かれているのかを言葉で表現するスキルを紹介します。「表象文化論」では、絵画の見方と語り方の変遷を過去から現在までカタログ風に紹介します。「視覚文化論」では異なる媒体のイメージ、いわゆるメディアミックスが人びとの感性をどのように作るのかを考えます。それ以外に、学芸員資格取得課程の科目として「ミュージアムへの招待」と「ミュージアムコレクション論」を担当しています。
研究紹介
西洋の美術、演劇、宗教、思想を研究しています。たとえば15世紀フィレンツェや16世紀ローマに注目し、当時の宗教劇や絵画が同時代の人びとの「生き方」にどのような影響を与えたのかという問題、もしくはそれとは反対に、当時の街に暮らした人びとの「生き方」が同時代の宗教劇や絵画をどのように変化させたのかという問題を考えています。さまざまなイメージは、聖書や神話の古い物語を再現するだけに留まらず、実際に生きた人びとの在り方や感じ方が織り込まれています。それを考えることはとても刺激的でおもしろいです。