杉山 博昭講師スギヤマ ヒロアキ
所属
国際学部 国際学科
専門分野
美学、芸術論|美術史
キーワード
絵画|演劇|祝祭|イメージ
関連リンク
プロフィール
愛読書 | ジョルジョ・アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの —— アルシーヴと証人』2001年 |
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好きな映画 | フェデリコ・フェリーニ『フェリーニの道化師』1970年 |
好きな国・地域 | イタリア・マルケ州 |
好きな言葉 | 人が閉じ込められるのは、内側に開く扉のついた、鍵のかかっていない部屋である(ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン) |
学内おすすめスポット | 寝屋川キャンパス10号館7階廊下 |
好きな小説 |
高橋源一郎『さよならクリストファー・ロビン』2012年
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好きな詩集 |
吉岡実『静物』1955年
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好きな戯曲 |
アントン・チェーホフ『三人姉妹』1900年
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好きな建築 |
槇文彦「名古屋大学豊田講堂」1960年
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好きな絵画 |
パオロ・ウッチェッロ《聖餅の奇蹟》1467-68年
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好きな彫刻 |
フィリッポ・ブルネレスキ《十字架上のキリスト》1410年
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好きな美術館 |
国立マルケ美術館(イタリア・ウルビーノ)
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好きなマンガ |
市川春子『宝石の国』2012-24年
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好きなアニメ |
山田尚子『平家物語』2021年
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好きな撮影機材 |
Bronica S2 + Zenzanon 100mm F2.8 + Kodak PORTRA 160
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担当講義
イメージ論にかんする講義を複数担当しています。「表象と感性プロジェクト」では、絵画になにがいかに描かれているのかを言葉に直すスキルを紹介しています。「表象文化論」では、絵画がいかに語られてきたのかについて、過去から現在にいたるまで順にたどっています。「視覚文化論」では古い宗教劇を取り上げて、メディアミックスが人びとの感性をいかにかたち作るのかを考えています。それ以外に、学芸員資格取得課程の科目として「ミュージアムへの招待」と「ミュージアムコレクション論」を担当しています。
研究紹介
西洋の美術、演劇、宗教、思想を研究しています。たとえば15世紀フィレンツェや16世紀ローマに注目し、当時の宗教劇や絵画が同時代の人びとの「生き方」にどのような影響を与えたのかという問題、もしくはそれとは反対に、当時の街に暮らした人びとの「生き方」が同時代の宗教劇や絵画をどのように変化させたのかという問題を考えています。さまざまなイメージは、聖書や神話の古い物語を再現するだけに留まらず、実際に生きた人びとの在り方や感じ方が織り込まれています。それを考えることはとても刺激的でおもしろいです。