本文へ移動

楢橋 祥一教授ナラハシ ショウイチ

所属

理工学部 電気電子工学科

専門分野

無線通信工学

キーワード

フィルタ,増幅器,無線回路,無線信号処理,マルチキャリア,PAPR,移動通信,基地局,送信増幅装置

関連リンク

プロフィール

出身 熊本県玉名市
尊敬する人物 両親
好きな映画 TO SIR, WITH LOVE(いつも心に太陽を),小さな恋のメロディ,リミットレス
子どものころの夢 小学校の先生
休日の過ごし方 仕事,洗濯,掃除,ウォーキングを兼ねて街中のおいしいお店を見つけること
好きな言葉 人間万事塞翁が馬
趣味

旅行,バイク(原付から大型まで),鉄道模型(HOがいいけど,場所をとるのでNが現実的)

電波の有効利用に貢献する移動通信システム確立に向けて

スマートフォンやタブレットなどの携帯端末は,私たちの通信手段として欠かせないものです。携帯端末による通信サービスを提供する移動通信システムは,人類共有の財産である電波を利用しています。電波は有限な資源であることから,電波を有効に活用することは不可欠です。私の研究テーマは,「電波の有効利用に役立つ技術の開発」です。主に,基地局増幅装置について研究しています。基地局増幅装置とは,移動通信システムの中で携帯端末に送る信号を望ましいレベルまで増幅する役割を担います。基地局増幅装置は,温度の変化や時間経過などによって特性が変化しますので,この変化を抑える技術の検討を進めています。

学生も教員も成長できる講義を目指して

私が無線に興味をもつようになったきっかけは,中学生の頃に夢中になっていたラジオ放送受信です。ラジオには選局に使われる同調回路(コイルとコンデンサを並列接続した回路)がありますが,当時の私は同調回路のはたらきが不思議で仕方がありませんでした。様々な解説書を読んでいくうちに仕組みが分かり,大いに感動したことを覚えています。そんな私は「電気回路」を担当しています。電気回路では同調回路(並列共振)を学びますが,これも何かの縁だと思わずにはいられません。また,企業での経験を活かして「通信工学」,「通信システム」を担当しています。演習・実験系の担当科目は「電気情報創成演習」,「情報系実験」です。これらの科目を通して,学生も教員も成長したいと考えています。

SDGsの取り組み

  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

社会課題

  • 自然環境・廃棄物
  • エネルギー

摂南大学を目指すあなたへ

受験生の皆さんへ,心からの応援を送ります

これから皆さんが進む道は決して簡単なものではありませんが,
その先には大きな可能性と多くの学びが待っています。

電気電子情報工学は現代社会において極めて重要な役割を果たす分野です。
電力供給から情報通信,ソフトウェアやロボティクスに至るまで,
あらゆる産業の基盤となる技術を学び,深めていくことが求められます。
この学科では,理論的な知識と実践的な技術をバランスよく学ぶことができ,
皆さんがこれからの社会に必要とされる技術者や研究者として成長するための土台を築けます。

大学での学びは,単に知識を吸収することにとどまりません。
新しい課題に挑戦し,解決策を自分で考え,試行錯誤を重ねながら成長していく過程でもあります。
電気電子情報工学という分野では,技術の進化が非常に速く,新たな課題や問題が次々と現れます。
その中で,常に学び続ける姿勢を持ち,柔軟な思考力を養うことが大切です。

また,技術を学ぶことだけでなく,それが社会にどう役立つのか,
人々の生活をどう改善するのかを考えることも重要です。
私たちが学ぶ技術は社会と密接に関わり合っています。
技術者・研究者としての役割をよく考え,常により良い未来を創るために努力してほしいと願っています。

皆さんの大学生活が,素晴らしい学びと成長の場となり,
未来への大きな一歩を踏み出す力となることを心から願っています。

教員紹介へ戻る

他の先生も見る