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牛島 智一准教授ウシジマ トモカズ

所属

農学部 農業生産学科

専門分野

遺伝育種科学

キーワード

植物 / 遺伝資源 / 育種 / 環境応答 / 減数分裂 / 種子貯蔵タンパク質

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プロフィール

出身 熊本
生年 1977
尊敬する人物 恩師
好きな国・地域 日本・壱岐島
休日の過ごし方 散歩
好きな言葉 信頼・感謝
学内おすすめスポット 農学部の屋上

品種を改良するということ

私の専門である「育種学」は品種改良に関わる研究を行う学問分野です。人類は野生の植物の中から経験的に有用なものを選抜し、栽培することで食料を安定的に確保できるようになりました。そして今では「育種学」で得られた知識をもとに、たくさん収穫できる品種や病気に強い品種などを狙って体系的に作り出すことができる様になりました。育種によって作り出された作物は変化の多い自然環境の中での安定的な食糧確保に役に立っています。なにより様々な特徴をもつ品種を作り出すことは豊かな文化を育むことに貢献しています。

研究のその先

一見すると同じように見える植物でもよく見ると違いを見つけることができます。3つ葉のクローバーの中から4つ葉のものを見つけた経験は多くの人が持っているのではないでしょうか。このような特徴はしばしば子や孫へと世代を超えて受け継がれ、「遺伝」します。特徴の「遺伝」に関係するのが遺伝子です。 植物は、日々、さまざまな環境の変化にさらされていますが、いろいろな遺伝子の働きにより変化する環境を乗り越えています。植物が環境に適応するために利用してきた遺伝子の機能を知り、その仕組みを利用することで、環境の変化に耐える新しい品種の開発を目指しています。

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