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山本 尚俊教授ヤマモト ナオトシ

所属

農学部 食農ビジネス学科

専門分野

食料・水産経済学/フードシステム

キーワード

水産物流通、卸売市場制度、スーパーマーケットのMD、販売ロスと機会ロス、延期と投機、経営行動と主体間関係

プロフィール

出身 京都
生年 1973年
家族構成 妻・息子・チワワ♂
尊敬する人物 大学・大学院時代の恩師、両親
愛読書 民俗学の旅(宮本常一)
好きな映画 ワイルドスピード
好きな国・地域 イギリス・カンタベリー
子どものころの夢 カーレーサー
休日の過ごし方 家族とドライブ、レース観戦(4輪)、散歩
好きな言葉 なるようになる
学内おすすめスポット 8号館屋上テラス?

担当科目紹介

主な担当科目はフードシステム論と食品産業論です。

農漁業生産から消費に至るフードシステムの態様は社会構造の変化等とともに様変わりし、内在する問題やその発生過程も複雑化しています。フードシステムの変化や特徴を、食料経済の基礎を織り交ぜながら、生産、中間流通、末端流通、消費の各段階別に、そしてその相互連関に注目しながら総合的に学ぶのがフードシステム論です。

食品産業論では、生産と消費の両端をつなぐ「食品産業」にスポットをあて、その経済的な位置や役割、それを構成する食品製造業、卸売業、小売・外食産業の枠組みや多様性、市場競争構造等について個別事例(業種業界)もまじえつつ学びます。

研究紹介

過剰利用が問題化し易い水産資源を主な対象に、その持続的利用のために、私たちの暮らしや社会、あるいは生産・流通・消費はどうあるべきかを検討しています。

最近注目している1つはスーパーマーケットです。彼らは豊富な品揃えと利便性の高い買い物の場の提供等を通して私たちの日々の食を支えてくれていますが、販売ロス(値下げ・廃棄等)と機会ロス(欠品)と言う二律背反の問題への対処を強いられています。そうした彼らの仕入・販売問題や対応、そしてそれが既存流通・取引に及ぼす影響や変化が関心事です。

また、日本の生鮮食料品の主軸チャネルである卸売市場流通(制度)の変容と現代的な意義についても考究しています。農漁業生産と食費(食卓)をつなぐ「流通」の態様やパフォーマンスは、生産者の経営や私たちの食生活に影響を及ぼします。水産物はじめ生鮮食料品の流通はどうあるべきか、を考えています。

流通は時代とともに日々変化する「生き物」のような存在であり、各時代の状況を映し出す鏡です。流通・取引やその変化と言うスコープを通して、暮らしや社会、産業の情勢や移り変わりを読み解くことは非常に奥深く、個人的には今なお知的好奇心をくすぐられるものです。

SDGsの取り組み

  • 2.飢餓をゼロに
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 14.海の豊かさを守ろう
  • 15.陸の豊かさも守ろう

摂南大学を目指すあなたへ

農業や漁業など一次産業はもちろん食品の製造・流通業や外食・小売業は、私たちの日々の生活を支え、豊かさや彩をもたらしてくれる重要な産業です。その必要性や重要性は私たち人が存在する限りなくなることはないと思います。食と農の未来や、それを担う人たちの持続的な経営、産業成長を可能にするビジネスのあり方や姿を、摂南大学農学部食農ビジネス学科で一緒に追い求めてみませんか。皆さんと一緒に考え、議論できる日を楽しみにしています!

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