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宮崎 裕明教授ミヤザキ ヒロアキ

所属

理工学部 生命科学科

専門分野

分子生物学|細胞生物学|動物生理化学、生理学、行動学|生理学

キーワード

Cl-(クラロイドイオン)、イオンチャネル、イオン輸送体、癌細胞

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プロフィール

出身 神奈川県
家族構成 妻、猫
子どものころの夢 電車の運転士

身近な塩類が持つ意外な役割を調べています

ヒトの体液に含まれる主要な塩類は食塩(NaCl)であり、体液中ではナトリウムイオン(Na+)と塩化物イオン(Cl–)に分かれて存在しています。Na+は生体内でさまざまな役割を果たすことが知られていますが、Cl–の生体内における役割はこれまであまり重要視されてきませんでした。私たちの研究室では、このCl–に着目し、生体内での新たな役割を探索しています。これまでの研究で、細胞内Cl–が癌細胞の増殖や浸潤など、生体内のさまざまな細胞機能に関与していることを明らかにしました。現在は、Cl–をターゲットとした新たな視点から治療法や治療薬の開発を目指しています。

SDGsの取り組み

  • 3.すべての人に健康と福祉を

社会課題

  • 医療・健康

摂南大学を目指すあなたへ

分からないからこそ面白い!!

生物学の教科書には、様々な生命現象が説明されていますが、そこに書かれていることがすべてではありません。生物が生きていくためには、さまざまな仕組みがうまく機能する必要がありますが、その多くはまだ解明されていないのです。生命科学科では、講義や実習を通してたくさんの「不思議」な生命現象に出会ことができます。そこで感じた疑問が、未来の教科書に載る新たな発見に繋がるかもしれません。わからないことについて実験を行い、少しずつ真実が明らかになっていく過程は本当に面白いものです。皆さんも一緒に、生命科学科で何か新しい発見をしてみませんか?

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