石川 徹講師イシカワ トオル
所属
経営学部 経営学科
専門分野
会計学
キーワード
財務会計
関連リンク
プロフィール
出身 | 愛知県 |
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担当科目紹介
簿記入門をはじめとした会計科目を担当しています。この科目では、「ビジネスの言語」といわれる会計情報がどのように作成されるか、そして会計情報の活用手法を学習します。 企業は、資金が無ければ活動できません。銀行・出資者から資金提供を受けて活動することができます。また、企業が活動を続けていくには、取引をする必要があります。 それでは、資金提供を受け、取引をするには何が必要でしょうか。そのひとつが、当該企業になら資金を提供、取引をしても大丈夫だと思わせる情報です。 したがって、企業活動の報告書である会計情報には重要な役割があります。
研究紹介
企業の活動によって様々な人が影響を受けます。例えば、経営者が自身のために活動した場合、企業の利益が少なくなり、株主は利益の分配を十分に得られないかもしれません。そのため、どのような活動をしているかをチェックするために、会計情報の開示が求められます。この会計情報は、会計開示制度によって定められています。したがって、会計開示制度が変更された場合、企業の開示する情報も変わります。では、どのような情報を開示させるのが良いでしょうか。企業の持っているすべての情報でしょうか。企業の持っている情報の中には機密情報も多くあり、また、情報を開示するにもコストがかかります。したがって、この問題は難しく、簡単な答えはありません。私の研究では、数理モデルを用いて、会計開示制度の影響を分析しています。