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堀田 裕子教授ホッタ ユウコ

所属

現代社会学部 現代社会学科

専門分野

社会学

キーワード

社会学 / 理論 / 身体 / 装い / ビデオ・エスノグラフィー / 相互行為分析

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プロフィール

出身 岐阜県

担当科目紹介

「自我と関係の社会学」(1年次後期)は、自己を他者・集団・社会との関係のなかで考える、社会学の基礎的な内容です。「ジェンダー論」(2年次前期)では、性をめぐる社会問題とそれに取り組んできたフェミニズムの思想史などについて学びます。「身体とコミュニケーション」(3年次後期)では、目線やジェスチュアといった非言語コミュニケーション、および、タトゥーやピアスといった身体文化と社会との関係性について考えます。いずれの授業でも、日常生活のなかで「社会学する」おもしろさを体験してもらうことを心掛けています。

研究紹介

人がモノを使用したり他者と関わったりする日常生活のさまざまなシーンをビデオ撮影し、そこで何が起こっているかを記述し分析する「ビデオ・エスノグラフィー」という研究をしています。たとえば、相槌のタイミングや仕方、あるいは、会話時の立ち位置など、細かく観察すると興味深い「発見」がたくさんあります。なかでも、私がとくに注目しているのは「頭で考えなくても動く身体」の姿。これまで、在宅療養、カラオケ、試着接客といった場面に、そうした身体の有能さを見出してきました。身体は精神の単なる「容れ物」ではないのです。

SDGsの取り組み

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 5.ジェンダー平等を実現しよう
  • 10.人や国の不平等をなくそう

社会課題

  • 医療・健康
  • 社会福祉・介護
  • 子ども・青少年・学び・教育
  • 男女共同参画・多文化共生・人権
  • グローバリゼーション

摂南大学を目指すあなたへ

日常生活には、まだ気づかれていない“社会”問題がたくさん潜んでいます。問題解決は、まず問題の存在に気づき、その内実を探ることから始まります。その過程では、偏ったものの見方・考え方からできる限り“自由”になることも重要です。本学部には、鋭い洞察力とどんな社会問題にも意見できるような見方・考え方を身につけるための、多種多様な科目が設置されています。「社会がよくなればいいな」ではなく「社会をよくしていくんだ」という気持ちで、ともに学び考えましょう。

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