好井 裕明特任教授ヨシイ ヒロアキ
所属
現代社会学部 現代社会学科
専門分野
社会学
キーワード
日常的差別、エスノメソドロジー、映画の社会学
関連リンク
プロフィール
出身 | 大阪市生まれ |
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生年 | 1956年 |
愛読書 | ますむらひろしの「アタゴオル」シリーズ |
好きな映画 | 多すぎて書けません。まずは『くまさんのこだわりシネマ社会学』(晃洋書房、2024年)を読んでみてください。 |
好きな国・地域 | マレーシア |
子どものころの夢 | 忘れました |
休日の過ごし方 | 休日によって変わります |
好きな言葉 | なるようにしかならない。だからいまをベストにすごす。 |
学内おすすめスポット | とくにわかりません |
他者とのつながりに関心があれば、社会学です
社会学はいろいろと定義ができます。でも私は社会学は「他者の学」だと学生に説明しています。もっと言えば、自分とはさまざまな「ちがい」をもっている他者と普段からどのように出会い、つながり、理解しているのか。どのように出会えず、つながれず、理解が難しくなっているのか。そうした「他者とともにある日常」を私たちが生きている場からじっくりと考えていく営みが社会学なのです。あなたの高校の図書室に『「今、ここ」から考える社会学』(ちくまプリマー新書)がありますか。それ以外で私が書いた新書やブックレットが入っているでしょうか。入っているのであれば、ぜひ手に取って読んでみてください。社会学の面白さ、深さがわかるはずです。
社会学説史と差別の社会学、映画を読み解く社会学
大学では「社会学説史」「差別の社会学」「映画を読み解く社会学」を主に担当しています。学説史は単に社会学の歴史を学ぶのではありません。社会や人間を考えていくうえで社会学の基本的な見方について誰がどのように語りだしたのか。それをわかりやすく説明しています。「差別の社会学」は、私たちが他者と出会い、他者とつながろうとした瞬間、起きてしまう必然として差別を考え、どのようにすればそうした差別を自分の日常の出来事として捉え、よりよく生きていくうえで活かしていけるのかを語っています。「映画を読み解く社会学」は実際にいろいろな作品を見せながら、それらがもつ社会学的想像力の鋭さや深さを実感してもらいます。