辻 琢己教授ツジ タクミ
所属
薬学部 薬学科
専門分野
医療薬学|生理学|免疫学
キーワード
臨床薬学,病態生化学,免疫学
関連リンク
プロフィール
出身 | 大阪 |
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愛読書 | 内科学「朝倉書店」 |
休日の過ごし方 | マラソンetc. 運動 |
担当科目
病態生化学,化学療法論,感染症治療学,フィジカルアセスメント実習,実践薬学,など
研究内容
抗がん剤誘発脱毛に対するエダラボンの予防効果に関する研究:
がん化学療法によって生じる脱毛は、患者さんに大きな精神的苦痛を与えます。当研究室では、フリーラジカル消去作用および抗酸化作用を有するエダラボン(EDR)という医薬品に着目し、脱毛を抑制できる方法の構築を目指して研究しています。具体的には、シクロホスファミド(CPA)という抗がん剤を用いて、実験動物に脱毛を誘導し、EDRの外用療法による脱毛抑制効果について研究しています。この効果が明らかとなれば、脱毛リスクのあるがん化学療法に伴う精神的苦痛を最小限に留め、より効果的ながん化学療法が実現できると考えています。
抗がん剤の最適な投与方法の構築に関する研究:
シスプラチン(CDDP)という抗がん剤によって生じる腎障害を増悪させる可能性がある薬剤を併用した場合、その増悪を予防する方法やそのメカニズムについて研究しています。これらが明らかとなれば、これまで以上に安心・安全な治療を実現できると考えています。
SDGsの取り組み
社会課題
- 医療・健康