尾中 勇祐講師オナカ ユウスケ
所属
薬学部 薬学科
専門分野
薬理学
キーワード
薬理学、行動薬理学
関連リンク
プロフィール
出身 | 高知県 |
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生年 | 1987年 |
尊敬する人物 | ジェームズ・ワトソンとフランシス・クリック |
学内おすすめスポット | 図書館 |
がんに伴う精神症状はなぜ起きるのか?
がんに罹患すると、多くの方が気分の落ち込みなどの抑うつ症状や記憶力の低下などの認知機能障害を経験することが知られています。これらの精神症状の出現は、がん宣告時の精神的なショックが原因と考えられてきましたが、私は、ネズミを使った研究から、腫瘍の存在や抗がん薬の投与が脳に影響することで、精神症状の出現につながる可能性を明らかにしてきました。現在は、がん患者の状態を模倣したネズミを作ることで、がん患者の精神症状のメカニズムの解明や新規治療薬の開発を目指した研究を行っています。
研究室生活はいいぞ
薬学部は何をするところ?と聞かれたら、私は「研究室生活を通して成長するところ」と即答します。薬学部の6年間のうち、後半には必ず研究室に配属されます。研究室では、様々な性格や性質の教員・先輩・同期・後輩がごちゃ混ぜで活動します。研究をすることで、論理的思考力などを養えるのはもちろんのこと、研究がうまく進んで仲間と一緒に喜んだり、時には研究室のメンバーと人間関係で揉めたりしながら、研究室生活を送ることは、きっと皆さんの人生の糧になると確信しています。ぜひ一緒に研究室を盛り上げましょう!