成 耆政教授スン ギズン
所属
農学部 食農ビジネス学科
専門分野
理論経済学|社会経済農学(経営・経済農学)
キーワード
直接支払い、第4次産業革命の経済学、応用計量経済学、イスラエル学、IPA(重要度・満足度分析)、コーホート分析、アニマルウェルフェアのAHP分析
関連リンク
プロフィール
愛読書 | 聖書(King James Bible) |
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好きな国・地域 | イスラエル国(State of Israel) |
子どものころの夢 | 歴史家 |
休日の過ごし方 | 17世紀イギリス英語の研究、古代ヘブライ語・コイネーギリシャ語の学習 |
好きな言葉 | Is not the LORD gone out before thee?(主汝に先立ちて出で給ひしにあらずや。) |
学内おすすめスポット | 枚方キャンパス農学部8号館屋上テラス |
農業・応用経済学研究室の紹介
当研究室では、経済理論を用いて、農業と食料に関連する経済現象と課題等を経済の他部門との関連性の中で探っていきます。すなわち、産業としての農業、コミュニテーとしての農村、そして農業を営む農業者を主な研究対象とし、そこから発生する諸課題を経済的な側面で、総合的にアプローチしていきます。なお、非経済財の経済的価値分析、第4次産業革命がもたらす変革、ベーシック・インカム、排出権取引、メタバースと農業、アニマルウェルフェア、アグリヒーリング、イスラエルの経済と農業、そして聖書経済学などについて、幅広く研究活動を行っています。
研究紹介
諸外国の直接支払制度の政策的動向からみた日本型直接支払制度のあり方をプロジェクトテーマとして研究しています。この研究では、米国、EU、中国、韓国などの農業直接支払制度の制度設計や動向等を分析し、日本型農業直接支払制度の政策的改善策を提言するのが主な目的です。日本型直接支払制度の課題として、農村コミュニティー固有の特性を考慮すべき点や、申請手続きの複雑さ等が指摘されています。主な提言として、農業経営の安定に向けた総合的なセーフティネットの再構築、環境を農業経営から分離すること、そして現場点検のスマート化が挙げられます。
SDGsの取り組み
社会課題
- 少子高齢化・人口減少
- 農林水産業
当研究室では、少子高齢化や人口減少、とくに経済活動人口の減少による経済成長への影響をコーホート分析を用いて研究しています。また、農林水産業を主な対象として、諸課題を計量経済的アプローチで分析を行い、政策的提案をも行っています。