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安藤 真美教授アンドウ マミ

所属

農学部 食品栄養学科

専門分野

家政学、生活科学

キーワード

健康調理 栄養 嗜好性 機能性 醤油

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プロフィール

出身 愛知県岡崎市
家族構成 夫、娘
愛読書 いろいろありますが、、、「賞の棺」「博士の愛した数式」など
好きな映画 これもいろいろありますが、、、「ビューティフルマインド」「アポロ13」「南極料理人」など
好きな国・地域 アメリカ、イギリス
学内おすすめスポット 農学部棟の屋上、看護学部棟と農学部棟の間の景色

「健康調理を追究」

近年、生活が便利で豊かになった反面、食を大切にする心や食文化の喪失、栄養バランスの崩れや不規則な食事による肥満・生活習慣病患者の増加など、さまざまな問題が生じている。このような食をめぐる背景のもと、現代の「食」に求められているのは「栄養」や「おいしさ」だけではなく、「よりよい健康状態を維持できること」も含まれています。 食品の機能として、栄養機能・嗜好機能・生体調節機能があげられるが、“食材”から“食べ物”にするために施される調理操作により、これらの機能性は大きく変化する。そこで、「健康調理」の観点から、調理操作によって変化する食材の機能性に関連した研究を進めています。 さらに調理学は身近な研究分野であり、例えば地域の方々の健康管理のための食育、グローバルな視点で捉える環境問題と食など、調理学の立場から関わることができる課題は多く、生活に密着したテーマとして、さまざまな問題解決に役立つ事ができると考えています。

「これからの管理栄養士・栄養士に必要なことを考える」

社会の要求が時々刻々と変化する現代社会の中で、これからの管理栄養士に必要とされるのは、様々な情報をすばやく取り入れることができる広い視野と柔軟性、受け入れた情報を自分の中で正しく取捨選択できる判断力、そしてそれらを応用・実践する能力です。対象者一人ひとりの多様な状況にも対応するため、基本をふまえつつも自由な発想と応用力で食の大切さを楽しみ、伝えることができることも必要ではないかと考えています。食に関わる分野は、経験を積むことのできる場が学外に豊富にあります。たとえば、地域社会の人々との交流や食育、食品企業とのコラボレーションにより、今まで知らなかった世界を経験することができます。 さらに急速にグローバル化が進む現代では、今後、管理栄養士・栄養士もより深い外国文化への理解力が求められる時代になると思われます。これまでに実施した留学生対象の料理実習において、ボランティアスタッフとして参加した学生を見ていると、英会話の能力がたとえ不十分であっても、調理実習を一緒にすることによりスポーツ・芸術のように言葉の壁を越えることができるのだと改めて感じました。このような機会をできるだけ設定して国際交流の楽しさ・重要性を体験させ、グローバルな広い視野を持つ人材を育成できればと考えています。

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