松尾 充啓准教授マツオ ミツヒロ
所属
農学部 応用生物科学科
専門分野
ゲノム生物学
関連リンク
植物はどのようにして誕生したのだろうか?
植物は、遠い昔に「シアノバクテリア」と呼ばれる光合成を行う細菌が、別の生き物の細胞の中に入り込んで共に暮らすようになったことで誕生したと考えられています。このような説は「細胞内共生説」と呼ばれ、多くの生物の教科書でも紹介されています。しかし、こうした共生がどのように始まり、どのようにして定着していったのか、その詳しい仕組みはまだよくわかっていません。私はこの「植物の起源」のなぞを解き明かすために、植物とは別に、比較的最近(とはいっても約1億年前)に光合成を始めた「有殻アメーバ」という生き物に注目し、その共生のしくみについて研究を進めています。
プラズマ技術で雑草を防ぐ?新しい農業のかたちに挑戦中!
近年、プラズマ工学を農業に応用する研究が、さまざまな分野で行われるようになってきました。私も、ひょんなきっかけから大阪工業大学のプラズマ工学の専門の先生とご縁があり、プラズマ技術を雑草の防除に活用する研究を共同で始めました。この研究が、多くの人の役に立つような新しい技術に育ってくれればと願いながら、学生たちと一緒に日々チャレンジを続けています。
SDGsの取り組み
社会課題
- エネルギー
- バイオ・ライフサイエンス
- 農林水産業