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関 穣慶准教授セキ シゲノリ

所属

理工学部 基礎理工学機構

専門分野

素粒子,原子核,宇宙物理に関する理論

キーワード

素粒子論,弦理論,数理物理

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プロフィール

出身 兵庫県
尊敬する人物 レオナルド・ダ・ヴィンチ
好きな国・地域 フランス,イタリア
休日の過ごし方 美食と酒

素粒子と弦 -- Theory of Everything(統一理論)を求めて

私は理論物理学の一分野である素粒子論を研究しています。私たちの体や星やあらゆる物体が原子でできています。その原子は電子、陽子、中性子でできています。さらに陽子や中性子はクォークと呼ばれる粒子でできています。では、クォークはどんな粒子でできているでしょうか?いいえ、クォークはこれ以上分割できません。このように、これ以上小さく分割できないクォークや電子などの粒子を素粒子と言います。素粒子の間には、4つの力がはたらいており、これらの力もまた、他の素粒子によって媒介されています。これらの粒子や力を一つの理論で表す「統一理論」を見つけることが素粒子論の究極目標であり、その理論の候補が「弦理論」なのです。

なぜ数学を学ばなければならないの?

数学は自然科学の共通言語です。例えば、ヘブライ語を知らない人に旧約聖書の原語版を読めと言っても、ただの一行すら理解できないでしょう。同様に、数学を知らないと、物理や化学など様々な自然科学の論理やデータの意味を読み解くことはできません。 「意味がわからなくても数値や公式を覚えておけばいい」という人がいるかもしれませんが、ちょっとした覚え間違いが大きな事故を招きます。数学は嘘をつきません。数学を学ぶ上で最も大切なことの一つは、「なぜそうなるのか」という論理的思考方法を養うことです。そうすれば、論理的に考えて、覚え間違いに気づくことができるのです。

SDGsの取り組み

  • 4.質の高い教育をみんなに
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