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東 武大准教授アズマ タケヒロ

所属

理工学部 基礎理工学機構

専門分野

素粒子、原子核、宇宙線、宇宙物理にする理論

キーワード

素粒子、原子核、宇宙線、宇宙物理にする理論

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プロフィール

出身 北海道
生年 1976
好きな国・地域 インド・ムンバイ(本学着任前の2006/10-2008/3にポスドクとして勤務)

担当科目紹介「高校の復習から大学院教育まで」

私に限らず基礎理工学機構の教員の多くは基礎数学演習や微積分、線形代数などの数学の基礎的な科目を担当するとともに、大学院生に対する講義も担っております。基礎数学演習では数学の苦手な学生の方を対象に高校の数学I・IIの復習を行っています。特に、ワークブックの問題については全問正解するまでやり直してもらうことで、高校数学の基礎を確実なものにするようにしています。こうした基礎的な数学は、学生の皆さんが後に専門の授業をこなすうえで重要な素養となるものです。その一方、大学院生に対する量子物理学では、大学時代に学習した微積分や線形代数などを駆使して、現代物理学の礎を成す量子力学における基本的な数学的手法について学習をしています。

研究紹介「数値シミュレーションによる超弦理論の行列模型の研究」

自然界には重力、原子核崩壊に伴う弱い相互作用、クォーク同士を結び付ける強い相互作用、電磁相互作用の4つの相互作用があります。重力以外の3つの相互作用は標準模型で統一的に記述されていますが、重力をも含めた自然界の相互作用の統一理論は素粒子理論物理学の分野における重要な課題です。その中で超弦理論は有力な候補であり、行列模型による定式化が近年有力視されています。超弦理論では理論の整合性から時空の次元が時間1次元と空間9次元の10次元と定められます。私は主に(スーパー)コンピューターによる行列模型の数値シミュレーションを通して、物質の相互作用の仕組み及び私たちの住む時間1次元と空間3次元の4次元時空がどのように力学的に生じるかを研究しています。

SDGsの取り組み

  • 4.質の高い教育をみんなに

摂南大学を目指すあなたへ

理工学部ではどの分野を学習するにしても数学は必要なツールです。入学後の学習を実りあるものにするためにも、数学は高校のうちにしっかりと勉強してきて下さい。

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