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小林 健治准教授コバヤシ ケンジ

所属

理工学部 建築学科

専門分野

建築計画、都市計画

キーワード

環境行動研究、パブリックスペース、使いこなし

プロフィール

出身 大分県中津市(住まいは福岡県)
尊敬する人物 大学で研究指導いただいた先生お二人と勤務していた設計事務所のボス(今のところ)
好きな言葉 ケセラセラ(祖父がよく言っていた)

建築は難しくて大変 けれど本質は至って「ふつう」

大学を出て、設計事務所で実務経験を積み感じた建築の仕事の醍醐味のひとつに、クライアント(施主)の喜ぶ笑顔があります。その笑顔をみるためには、幅広い視野と多くの知識が必要なので結構大変ですが、クライアントが笑顔になるためには、建築に関わる私たち自身がまずWell-beingであることが大前提です。建築は難しくて大変な仕事ですが、本質は至って「ふつう」なのかもしれません。

建築じゃないものにアプローチして建築を拡張する

私が今、注目しているのは「建築じゃないけれど建築っぽいもの」です。例えば、公園でピクニックを楽しんでいるひとたちは、テントやサンシェードなど、たくさんのものを持ち込んで、その場でのひとときを楽しんでいます。彼らが持ち込んでいるものは建築ではありませんが「気持ちよく、楽しく過ごす」という点では建築が目指すものとの共通点があります。高校生のみなさんが大学生となり、社会で働く頃には、すでにある知識の習得だけでは解決できない課題や変化が起きているかもしれません。一見すると建築とは無関係だけれど、建築かもしれない事象に着目することで、まだ見えない課題に立ち向かう力を養うことを目指しています。

SDGsの取り組み

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう

社会課題

  • 産官学協働・産業振興・地域活性化
  • 防災・減災・復興
  • 都市計画・インフラ・まちづくり

摂南大学を目指すあなたへ

大学院も含めると9年間、私は大学という環境で過ごしました。そして今、大学で教員(研究者)として過ごしています。高校生の頃には想像もしていなかったような人生を送り、かつ、大学の「中の人」である私が自信を持って受験生のみなさんに言えるのは、大学での学びは「役に立つ」ことばかりではないけれど、大学で過ごす時間は「意味がある」です。大学生として過ごす人生の貴重なひとときを楽しみに、受験勉強に取り組んでください。

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