小林 健治准教授コバヤシ ケンジ
所属
理工学部 建築学科
専門分野
建築計画、都市計画
キーワード
環境行動研究、パブリックスペース、使いこなし
関連リンク
プロフィール
出身 | 大分県中津市(住まいは福岡県) |
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尊敬する人物 | 大学で研究指導いただいた先生お二人と勤務していた設計事務所のボス(今のところ) |
好きな言葉 | ケセラセラ(祖父がよく言っていた) |
建築は難しくて大変 けれど本質は至って「ふつう」
大学を出て、設計事務所で実務経験を積み感じた建築の仕事の醍醐味のひとつに、クライアント(施主)の喜ぶ笑顔があります。その笑顔をみるためには、幅広い視野と多くの知識が必要なので結構大変ですが、クライアントが笑顔になるためには、建築に関わる私たち自身がまずWell-beingであることが大前提です。建築は難しくて大変な仕事ですが、本質は至って「ふつう」なのかもしれません。
建築じゃないものにアプローチして建築を拡張する
私が今、注目しているのは「建築じゃないけれど建築っぽいもの」です。例えば、公園でピクニックを楽しんでいるひとたちは、テントやサンシェードなど、たくさんのものを持ち込んで、その場でのひとときを楽しんでいます。彼らが持ち込んでいるものは建築ではありませんが「気持ちよく、楽しく過ごす」という点では建築が目指すものとの共通点があります。高校生のみなさんが大学生となり、社会で働く頃には、すでにある知識の習得だけでは解決できない課題や変化が起きているかもしれません。一見すると建築とは無関係だけれど、建築かもしれない事象に着目することで、まだ見えない課題に立ち向かう力を養うことを目指しています。
SDGsの取り組み
社会課題
- 産官学協働・産業振興・地域活性化
- 防災・減災・復興
- 都市計画・インフラ・まちづくり